荏原製作所、メールアーカイブシステムの導入でBCPを強化導入事例

事業継続計画(BCP)対策とセキュリティレベルの向上などを目的に、メールアーカイブシステム「MailBase」を導入した。

» 2013年08月06日 17時48分 公開
[ITmedia]

 荏原製作所が事業継続計画(BCP)対策とセキュリティレベルの向上、さらにはマルチデバイス対応も考慮して大規模なWebメール環境に移行、メールアーカイブシステムには「MailBase」を採用した。システム導入を支援した都築電気とMailBaseを提供するサイバーソリューションズが8月6日、発表した。

 荏原製作所はBCP対応の一環としてデータセンター内の共通情報基盤の分散化、最適化配置を行い、クライアント端末にメールを残さず、スマートデバイスをはじめマルチデバイスからアクセスできる大規模なWebメールシステムへ移行した。

 Webメールシステムでは1ユーザーあたりのメールボックス容量に制限があるため、容量の増加が必要となった。また、証跡としてアーカイブされたメールを各ユーザーが自ら参照できるようにするため、「MailBase」を利用する仕組みも導入。これにより、各ユーザーが通常のメールボックスを整理でき、万一の時には「MailBase」のメール検索機能を活用できるようになった。

 荏原製作所では、既にメールアーカイブシステムを導入していたが、昨今コンプライアンスがより重視される中でさまざまな監査要求への効率的な対応を求められており、今後「MailBase」の各種監査機能を活用していく予定だという。

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