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休暇中の外出先では通信料金を節約するために、公衆無線LAN(Wi-Fi)サービスなどから友人や家族にメッセージを送ったり、ネットバンキングなどのインターネットサービスを利用したりする場合もありますが、そこにも危険が潜んでいます。エフセキュアは公衆無線LAN利用における以下のセキュリティ11カ条を紹介しています。
- 端末がWi-Fiスポットに自動接続されないように設定をしておく
- 自宅に戻ったら使用したWi-Fiのアクセスポイントとの接続を切る
- 旅行中に不要なアプリケーションにログインしない
- ログインしているネットワークが侵入者によって仕掛けられた罠ではなく、実際に利用している施設のものであることを確認する
- 周囲に注意を払い、肩越しに盗み見をする人がいないかどうか注意する
- アカウントごとに異なるパスワードを使用する
- ノートPCのファイル共有機能を無効にし、外部からの接続をブロックするようファイアウォールを有効にしておく
- 可能な場合は、Wi-Fiでの接続を保護するVPNを使用する
- 個人のWi-Fiネットワークには、プリペイドSIMカード式のトラベル用Wi-Fiルータを使用する
- 個人情報を扱うWebサイトでは最低限必ず「錠マーク」やアドレスバーの「https」の存在を確認し、これらがないWebサイトを避ける
- 公衆無線LANで行うことは全て公共の場での会話と同様であると考える
長期休暇中は、ついつい気が緩んでセキュリティリスクに遭遇してしまう危険性が高まります。一方で普段よりも時間にゆとりがあるので、PCのウイルスフルスキャンやセキュリティ対策の強化にも取り組みやすいでしょう。ぜひこの機会にセキュリティ対策の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
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