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» 2013年10月08日 15時30分 UPDATE

2012年の国内データセンターネットワーク機器市場は20.8%の大幅増――IDC調べ

モバイルを中心とするインターネットサービスの利用拡大や企業のデータセンターにおける統合/仮想化の二―スが市場拡大をけん引した。

[ITmedia]

 IDC Japanは10月8日、国内データセンターネットワーク機器市場動向を発表した。これによると、モバイルを中心とするインターネットサービスの利用拡大と、企業のITシステムのデータセンターにおける統合/仮想化、クラウド活用の進展がけん引役となり、2012年の同市場は大きく成長している。

 データセンターに導入されたイーサネットスイッチ、レイヤ4〜7スイッチ、WANアプリケーション配信、InfiniBandからなる国内データセンターネットワーク機器市場は、2012年が前年比20.8%増と高い成長をみせ、市場規模は668億3900万円となった。

 また、いずれの製品分野も前年を上回る売上額になったが、特に主要な製品分野の1つであるデータセンター向けイーサネットスイッチ市場は大きく成長している。同市場で圧倒的なシェアを有するシスコシステムズが、高い成長率で売上を伸ばし、同市場2位のブロケード コミュニケーションズ システムズもファブリックソリューションの好調な販売を背景にして、非常に高い成長率で売上を拡大し、シェアを伸ばした。

 IDCでは、今後もコンテンツ事業者やクラウド事業者、データセンター事業者による継続的なサービス設備への投資が、データセンターネットワーク機器市場の成長を主導するとみており、2012〜2017年の年間平均成長率は4.7%と予測している。

 コミュニケーションズ シニアマーケットアナリストの草野賢一氏は、「機器ベンダーは、IT基盤やデータセンターネットワークに応じた機器や技術、機能の進化に対して、単一の方向だけでなく、複線的なアプローチによる変化を続ける必要がある」とコメントしている。

idc1008.gif 国内データセンターネットワーク機器市場 製品分野別 エンドユーザー売上額予測、2011年〜2017年(出典:IDC Japan)

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