Comcastの会員は、ツイート上の「See It」ボタンをタップすることで、モバイル端末で番組を視聴したり、DVRで録画予約したりできる。
米Twitterは10月9日(現地時間)、米有料テレビ大手のComcastとの提携による、テレビ番組に直結するツイート上ボタン「See It」を発表した。Comcastとその傘下のNBCUniversalの公式ツイートに11月ごろから表示されるようになるという。Comcastは2400万人以上の会員を擁する米国における有料テレビの最大手。
番組についてのツイートに表示されるSee Itボタンをタップ(またはクリック)すると、カード状の番組情報が表示され、Comcastの会員であれば、そのカードの「Watch」「Record」「Remind」ボタンをタップすることで、番組を端末で視聴したり、テレビ(のセットトップボックス)のチャンネルをセットしたり、DVRで録画を予約したり、番組が始まる際にプッシュ通知を受信したりできる。
See Itは、サードパーティーの動画サービス、テレビ局、Webサイトにも提供する計画という。
See Itは、TwitterとComcastの大規模な提携の一環で、同日ComcastはNBCUniversalのTwitter上の動画広告についても発表している。
Twitterは、同社のサービスはテレビを視聴しながら利用されることが多いとしており、米調査会社Nielsenとの提携でテレビ視聴率調査サービス「Nielsen Twitter TV Rating」を今月開始した。
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