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» 2014年02月17日 17時37分 UPDATE

詐欺や身代金要求マルウェアが横行した2013年のセキュリティ脅威

トレンドマイクロによれば、国内における詐欺ツールの検出は前年比3倍、身代金要求型マルウェアの検出は10倍にもなった。

[ITmedia]
tmrdup01.jpg トレンドマイクロが公開した2013年の「セキュリティラウンドアップ」

 詐欺や身代金要求型マルウェアの脅威が日本に本格流入――トレンドマイクロが2月17日に発表した「2013年 年間セキュリティラウンドアップ」によると、金銭を狙うサイバー攻撃が世界規模で拡大し、特に日本での激増ぶりが際立っている。

 同社が2013年に検知した「オンライン銀行詐欺ツール」は、2012年の49万8000台から99万8000台へと約2倍に増加。日本では前年7375台から約3倍も多い2万5175台に上った。世界全体の検出数に占める日本の割合は、2013年1〜3月期は3%だったものの、10〜12月期には19%にまで激増。スマートフォンの不正アプリを用いてオンライン銀行のアカウント情報を窃取する攻撃も注目されたという。

 また、感染したコンピュータを使用不能にさせるなどして金銭を要求する身代金要求型マルウェア「ランサムウェア」の日本での検出は、前年比約10倍の1万6361台に達した。PC内のファイルを暗号化する「CryptLocker」の被害が顕著にみられた。

 この他に国内で顕著にみられた脅威として同社は、正規のWebサイトの改ざんやアカウントリスト攻撃を挙げる。Webサイトの改ざんでは約8割が不正プログラムの感染を目的として、オンライン銀行詐欺ツールやランサムウェアなどの被害につながるものであり、感染時に脆弱性を悪用する攻撃も多く見られたという。

 アカウントリスト攻撃では数万件規模でアカウントの不正ログインを成功させる事件が多発。「犯罪者にとって効率よく犯罪を成功させる手段として常套(しょうとう)化したと言える」と指摘している。

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