情報をナチュラルに伝える日本発の「雰囲気メガネ」、MWCで発表

着信やスケジュールなどの情報を、LEDライトや小型スピーカーでさりげなく伝える「雰囲気メガネ」を日本の産学連携チームが開発した。

» 2014年02月25日 11時32分 公開
[ITmedia]

 ルネットと情報科学芸術大学院大学(IAMAS)の赤松正行教授、間チルダは2月24日、スペイン・バルセロナで開催中のMobile World Congress 2014で、3者が共同開発したメガネ型情報端末「雰囲気メガネ」を発表した。

雰囲気メガネ

 雰囲気メガネは、フルカラーLEDライトや小型スピーカーを内蔵し、スマートフォンなどのモバイル端末と連携してメールや電話、SNSなどの着信、スケジュールやニュースといった情報を光や音声でユーザーに通知する機能を持つ。

 本体はスタイリッシュな外観で、仕事中や出先などでも周囲に気付かれることなく情報を把握できるナチュラルな使用感を目指したという。通知の種類や方法はユーザーが設定でき、アプリケーションのアップデートを通じてコンテンツの追加も予定されている。一般への販売時期は未定。

本体重量は38.5グラム。リチウムイオンバッテリや照度センサー、加速度センサーも内蔵する

 間チルダはIAMASの卒業生らが設立したアプリ開発のベンチャー企業。赤松教授は「セカイカメラ」の開発などを手掛けた。

お詫びと訂正……初出時に「三城ホールディングスが出資するルネット」とありましたが、正しくはルネットが三城ホールディングスに出資しております。記事を訂正しますとともに、お詫び申し上げます。

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