サービスのマルチプラットフォーム化を進めるMicrosoftが、Officeスイートのメモアプリ「OneNote」のiPhone版、iPad版、Mac版をそれぞれアップデートした。
米Microsoftは5月1日(現地時間)、米AppleのiOSおよびMac向けの「OneNote」アプリをそれぞれアップデートしたと発表した。前者はiTunes App Storeで、後者はMac App Storeでそれぞれダウンロードできる。
OneNoteは、テキスト、画像、動画、音声を記録し、MicrosoftアカウントでログインしたクラウドストレージOneDriveを介して共有できるOfficeスイートのメモアプリ。Windows版(有料版/無料版)と、無料のOffice Online版、Windows Phone版、iPhone版、iPad版、Android版、Mac版がある。
iOS版には、リクエストが多かったノート作成機能が追加された。ノート一覧画面右下の[+]をタップすると表示されるメニューからノートを新規作成できる。また、iPadでは既に利用できている「Office Lens」機能がiPhoneでも利用できるようになった。Office Lensは、端末のカメラで撮影した画像をそのままOneNoteのノートとしてOneDriveに保存する機能だ。さらに、アプリのデザインをiOS 7のフラットデザインに合わせた。
Mac版には、こちらもリクエストが多かった印刷機能が追加された。プリント機能ではノートをPDFファイルとして保存することも可能だ。この他、Web上の画像などをドラッグ&ドロップでノートに保存する機能、「書式のコピー/貼り付け」機能が追加され、ハイパーリンクに対応した。
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