「Chrome Apps & Extensions Developer Tool」の更新に、ユーザーが使っている拡張機能やアプリの挙動をチェックできる機能が加わった。
米Googleは、開発者向けのデバッグツール「Chrome Apps & Extensions Developer Tool」の更新版に、アプリや拡張機能の詳細な挙動を表示させられるパワーユーザー向けの機能が加わったと発表した。
アプリや拡張機能の中には、Webブラウザのcookieや履歴といったセンシティブなデータへのアクセスを要求するものがある。このため開発者やユーザーがこうした挙動をチェックして、アプリや拡張機能がブラウジングに及ぼす影響を調べられるようにした。
同ツールをインストールすると、ユーザーが使っている拡張機能やアプリの挙動をローカルでチェックして、それぞれの過去数日の挙動を一覧表示する。「Behavior」のリンクをクリックすると、リアルタイムの挙動が表示される。
この画面の「プライバシー関連履歴」の項目では、cookieの読み込みや開いているタブの検索、Webサイトの改変などユーザー情報にかかわる項目が表示される。URLを検索して、Webページが拡張機能によって改変されていないかどうかを確認することもできる。
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