Microsoft、16件の月例セキュリティ情報公開を予告

11月の月例セキュリティ情報は日本時間の11月12日に公開される予定だ。16件のうち5件が「緊急」に指定されている。

» 2014年11月07日 07時46分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Microsoftは、16件の月例セキュリティ情報を11月11日(日本時間12日)に公開すると予告した。このうち5件について、最大深刻度が最も高い「緊急」に指定している。

 同社の事前通知によると、「緊急」に指定された5件ではWindowsとInternet Explorer(IE)の脆弱性に対処する。このうち4件はリモートからのコード実行、1件は権限の昇格に利用される恐れがある。5件ともクライアント版のWindowsは全バージョンが深刻な影響を受ける。IEはIE 11までの全バージョンに脆弱性が存在する。

 残る11件の内訳は、最大深刻度が上から2番目の「重要」が9件、下から2番目の「警告」が2件。WindowsやOffice、SharePoint Server、Exchange Server、.NET Frameworkを対象とする。Officeの更新プログラムではWordやOffice 2007 IME(日本語版)の脆弱性を修正する予定だとしている。

関連キーワード

月例パッチ | Microsoft | 脆弱性


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ