ユニクロ、クラウド型経費精算サービスのコンカーを全面導入へ

ユニクロをはじめとするブランドで全世界に約2800店舗を展開するファーストリテイリング。グローバル経営を支える経費管理基盤としてコンカーを採用する。

» 2015年03月03日 13時50分 公開
[ITmedia]

 ユニクロやジーユーを展開するファーストリテイリング。全世界の出店数は2800店舗を超え、従業員数は約3万人にも達した。2015年1月に発表した直近の決算でも増収増益を達成。特に海外ユニクロ事業が好調で539億円の増収、売り上げ構成比率で35%へと拡大している。

 同社は、グローバルオペレーションを強化するために経費管理基盤として、米コンカーのクラウド経費管理サービス「Concur Expense」を導入する。まずは2015年2月から国内で導入し、順次、中国、韓国、東南アジア、欧米各国へとグローバル展開をする予定だ。

 導入の決め手となったポイントは、グローバルオペレーションで必須となるガバナンス統制、多言語多通貨対応、経費の可視化、モバイル対応など。また、急増する海外店への導入などを見据え、SaaS型クラウドサービスであることも評価された。

ファストリ ファーストリテイリング 2015年8月期 第1四半期業績および通期見通しより抜粋(出典:ファーストリテイリング)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ