GoogleとTwitterが提携し、Google検索結果にリアルタイムのツイートが表示されるようになる。まずは米国の英語版モバイル/Webアプリでスタートした。
米Googleと米Twitterは5月19日(現地時間)、Google検索の結果にリアルタイムのツイートを取り込む提携を発表した。
まずは同日から、米国の英語でのモバイル(Android/iOSアプリおよびWebアプリ)の検索結果にツイートが表示されるようになり、段階的に対応言語と地域が拡大していく見込みだ。
例えばGoogle検索で「テイラー・スウィフト」を検索すると、検索結果のトップにこの人気アーティストのTwitterアカウントと、最新のツイートが表示される。「#madmen」と人気ドラマのタイトルにハッシュタグを付けて入力すると、このハッシュタグの付いた最新のツイートと、(Twitterアプリがインストールされていれば)Twitterアプリでのこのハッシュタグのツイート一覧へのリンクが表示される。
Googleは公式ブログで、この新機能は「何かが起きている時にリアルタイム情報を得るための素晴らしい方法だ。また、Twitterを活用している組織や個人にとって、グローバルなオーディエンスにリーチするための手段でもある」と語った。
現段階ではプロモツイート(広告ツイート)はGoogle検索結果に表示されない。Twitterは2月に、プロモツイートをパートナー企業のWebサイトやアプリでも表示すると発表しており、Google検索にも表示されるようになる可能性はある。
この提携についてはTwitterのディック・コストロCEOが2月の業績発表後の電話会見で、TwitterにログインしていないユーザーをTwitterに連れ戻す契機になると語っていた。
両社は2009年から2011年まで、同様の機能を提供していたが、契約を更新していなかった。
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