EMCジャパン、データバックアップの新製品群投入を発表

高速バックアップやクラウド環境への対応など、「Data Domain」シリーズの新ラインアップを提供する。

» 2015年06月18日 14時43分 公開
[ITmedia]
DD9500

 EMCジャパンは6月18日、データ保護製品「EMC Data Domain」の新製品群を発表した。高速バックアップが可能な「DD9500」やソフトウェアスイートなどを6月から提供する。

 新製品のうち「DD9500」は1.7ペタバイトの容量を備え、毎時最大58.7テラバイトのバックアップデータなどの処理ができる。また小規模環境向けに2Uサイズで最大4テラバイトの実効容量を持つ「DD2200」も提供する。

 ソフトウェアスイートの「Data Protection Suite 2015」は、クラウド環境へのバックアップを可能にする「CloudBoost Connector」や、バックアップデータを検索する「Data Protection Search」、Data Domain製品の解析などが可能な「Data Protection Advisor 6.2 SP1」で構成される。利用形態に応じて個々の製品を組み合わせられるライセンスも用意するという。

 この他に、プライマリストレージからData Domainへの直接バックアップできるソフトウェア「EMC ProtectPoint」も提供する。

 各製品の価格はDD9500が個別見積り、DD2200の4テラバイトが112万5000円(税別)から、EMC Data Protection Suite 2015およびEMC ProtectPointは個別見積りとなる。

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