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» 2016年12月06日 07時00分 UPDATE

半径300メートルのIT:発火の可能性も? スマホの”危ないバッテリー”にご用心 (1/2)

スマートフォンもバッテリーが切れたらただの板。万一の事態に備えて多くの人がスマホと一緒に予備バッテリーを持つようになりました。しかし、このバッテリー、意外と扱いに気をつかう必要があるようで……。

[宮田健,ITmedia]
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 韓Samsung製スマートフォン「Galaxy Note 7」がバッテリーの問題でリコールされたことが話題になりました。空港では機内への持ちこみや預け入れができなくなるなどの事象が報告され、国内で販売されていないにもかかわらず、メディアに大きく取りあげられていたことが記憶に残っています。

 今や、日々の生活に欠かせないものとなったスマートフォンですが、バッテリーがなくなったらタダの板。そのため、万一の事態に備えて多くの人がスマホと一緒に予備バッテリー(モバイルバッテリー)を持つようになりました。しかしこのバッテリー、意外と扱いに気を使う必要があるのです。今回は、このバッテリーの品質と安全性についてお話ししようと思います。

バッテリーの取り扱いには注意が必要

 スマートフォンのバッテリーは、現代人にとって命綱のようなものですが、皆さんは、その「品質」にどれくらい注意を払っているでしょうか。実は、このモバイルバッテリーという製品は、なかなかデリケートにできていて、取り扱いには注意が必要です。例えば端子部やUSBコードのプラグ部分に、電気を通す異物(クリップなどの金属類や鉛筆の芯など)が接触したり、差しこまれたりすると、発熱や発火の原因になりますし、電気を通さない異物でも発熱や発火が起きる場合があります。濡れた手で端子部分に触れたりすると感電する危険もあります。

 最近では設計上の問題だけでなく、強い力が加わったことによる発火事件なども報告されています。景品などとして提供されているものや、極端に安価なモバイルバッテリーは、特に注意した方がいいでしょう。

 こうした背景から、私自身はバッテリーを「消耗品」と考え、外付けのものは2年程度で買い換えるよう意識しています。外部バッテリーの進化は意外と速く、2年もたつと同じサイズでもかなり容量が増えているので、ある程度の期間を決めて買い換えるのはありだと思っています。スマートフォン本体も同じように目に見える進化をしてくれるといいのですが……。

Photo 最近はアップル製の一体型バッテリーを愛用中。発表当時は“不格好”と不評でしたが、購入したら意外と便利でした

 今の時代、IT機器はバッテリーの問題からはなかなか逃れられないものです。扱いに注意が必要なアイテムだけに、スマートフォンだけでなく、ノートPCからカメラ、ハイブリッド車まで、バッテリーを積んだ機器に対するさまざまな報道には注意を払い、自分が持っている製品が該当しないか確認することをお勧めします。

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