スマホのOSのセキュリティ機能を解除すると、ウイルス感染などのリスクが高まります。
スマホなどのOSを、メーカーが意図していない方法で使えるようにする行為は「JailBreak(ジェイルブレーク:脱獄)」または「root化」などと呼ばれます。
インターネット上には、JaiBreakを行うため、OSのセキュリティ機能を解除するようなツールが出回っており、誰でも手に入れることができます。しかし、JaiBreakにより、セキュリティ機能が解除されることで、ウイルスに感染するリスクが増大します。
また、JaiBreakのためのツールそのものに悪意があった場合、第三者に自由にモバイル機器を操られてしまい、個人情報を盗まれるなどの重大な被害に遭う可能性もあります。
JaiBreakを施したモバイル機器は、ソフトウェアライセンスやフトウェア利用許諾契約に違反した改造機と見なされ、メーカーのサポート対象外となる場合があるので、絶対に行わないようにしましよう。
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