Appleが6月のWWDCで予告していた「Amazonプライムビデオ」の「Apple TV」アプリが公開された。tvOSがアップデートで4K HDRにも対応した。
米Appleは12月6日(現地時間)、「Apple TV」のOS「tvOS」をバージョン11.2にアップデートした。このアップデートで、米Amazon.comの「Amazonプライムビデオ」(以下、プライムビデオ)アプリを日本を含む約100カ国で使えるようになった。
Appleは6月のWWDCで、プライムビデオアプリが年内に公開されると発表していた。
エディ・キュー上級副社長は発表文で「プライムビデオはApple TVユーザーが最も待ち望んでいたアプリの1つだ」と語った。Amazonのプライムビデオ担当副社長、マーク・イーマー氏は自社の発表文で「顧客を喜ばせることがわれわれの最高の喜びだ。Apple TVでプライムビデオをストリーミングできるようにできて非常に嬉しい」と語った。
プライムビデオはApple TVの他、AmazonのFire TV、ソニーのPS4、Rokuで視聴できるが、米GoogleのChromecastはサポートしていない。
macOSのアップデートではこの他、4K HDRのサポート、「KRACK」脆弱性の修正、米国ではスポーツタブが追加された。4K HDR作品はHDと同じ価格で提供する。既にHDで購入済みの作品は、自動的に4K HDRにアップグレードされる。
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