tarボールなどからソースをコンパイルして実行を行った場合,もし設定の不備などがあれば,どの個所でエラーが起こったかが標準出力(ディスプレイ)に表示されるだろう。プログラムの作りにもよるが,なかには次のように設定ファイル内の何行目でエラーが起こっているのかを表示してくれる場合もある。しかし,対象となるファイル内で行を数えて探し出すのはめんどうな作業だ。
そこで覚えておきたいのは,catコマンドにつけるパラメータ「-n」である。このパラメータをつけて設定ファイルを指定すれば,エラーとなる個所(何行目か)をひと目で探し出すことが可能だ。一画面に収まりきらない場合には,catパラメータの最後に「| more」を付加すればよい。
$ cat -n /etc/httpd/conf/httpd.conf 1 ## httpd.conf -- Apache HTTP server configuration file 2 3 ServerType standalone 4 ServerRoot "/etc/httpd" 5 LockFile /var/lock/httpd.lock 6 PidFile /var/run/httpd.pid 7 ScoreBoardFile /var/run/httpd.scoreboard 〜略〜 |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.