ソニーのVAIO C1シリーズに用意されている純正のCD-ROMドライブ「PCGA-CD51」では,Red Hat Linux7.1をCD-ROMブートでインストールしようとすると,PCMCIAカードのドライバを要求され,認識されない。これは,カーネル読み込み時に次のようにCD-ROMドライブのアドレスを直接指定すればインストールが可能だ。
Red Hat LinuxのインストールCD-ROMをセットしてブートプロンプト(boot:)が表示されたら,
boot: text ide2=0x180,0x386 |
と入力しよう。なお,テキストモードでインストールするのは,C1の画面が1024×480ドットと特殊なサイズのため,GUIでのインストールでは画面が正しく表示されないためだ。
ちなみにTurbolinux Workstation 6.0日本語版や,Vine Linux2.1では標準でPCGA-CD51が認識されるため,特にこの方法を採る必要はない。
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