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» 2001年07月04日 00時00分 UPDATE

ApacheでCGI/SSIを有効にさせたい

[木田佳克,ITmedia]

 httpサーバ「Apache」は,標準ではCGIとSSI共に動作しないようになっている。有効にさせるには,次の手順でhttpd.confの大まかに3つの個所に変更を加えよう。下の2つは行頭のコメント「#」を取るだけでも構わない。

# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf

# This should be changed to whatever you set DocumentRoot to.
<Directory "/home/httpd/html">
Options Indexes Includes FollowSymLinks
AllowOverride None
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>

〜中略〜

# AddHandler: allows you to map certain file extensions to "handlers",
AddHandler cgi-script .cgi

〜中略〜

# To use server-parsed HTML files
AddType text/html .shtml
AddHandler server-parsed .shtml

 中ほどの個所「AddHandler: allows you to...」では,CGIを実行可能な拡張子を設定している。ここでは「.cgi」という拡張子であることが分かるだろう。また,一般的な「.pl」も加えておいてもよいだろう(.cgiの後に半角スペースに続けて.plを記述する)。

 最後の個所「To use server-parsed HTML files」ではSSIを実行可能なファイルの拡張子を指定している。ここでは,標準のまま「.shtml」の拡張子の時に実行するようにしているが,これを「.html」に変更しても構わない。

 ただし,この設定にするとSSIが含まれていないhtmlファイルでも実行するための判別負荷がかかるためパフォーマンスを重視する環境では注意が必要だ。

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