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» 2001年10月10日 00時00分 UPDATE

Apacheの働きぶりをリアルタイムに確認したい

[木田佳克,ITmedia]

 Apacheの設定ファイル(httpd.conf)を編集してアクセス状況に沿った設定をしていると思っていても,実際のアクセス状況がどのようになっているかが分からなければ,今後の対策が立てづらいだろう。

 Apacheに「mod_status」モジュールが組み込まれていれば,httpd.conf内に次の記述をしてリアルタイムにステータス確認することができる。

ExtendedStatus On

<Location /server-status>
SetHandler server-status
order deny,allow
deny from all
allow from 192.168.0.
</Location>

 ここでの設定は,「allow from」で192.168.0.xxxに該当するIPアドレスからのアクセスを許可している例である。次に挙げる画面が実際に表示されるステータス表示,表にはページ内に表示される記号について内容を挙げてみた。

画面
/server_statusでApacheの稼働状況がリアルタイムに確認できる

表■server-statusに表示されるおもな記号
子プロセスが起動していない
_
プロセスが起動して接続待機している
S
プロセスが起動している
R

プロセスがアクセスを受け入れている

W
プロセスが応答している
K
接続しているもののデータの流れはなく,キープアライブ設定で通信保持されている
D
接続してDNSルックアップを行っている
L
接続終了してログファイルに書き出し中
G
Gracefulで再起動中のため接続終了待ち

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