Linux上の時刻は,協定世界時(UTC)が基準となっており,1970年1月1日の00:00:00からの経過秒数が刻まれている。このため,UTCからの時差や夏時間の有無などが適切に設定されている必要があるのだ。
ここでのTipsタイトルのようにズレが生じている場合には,「/etc/localtime」ファイル(実際はシンボリックリンク)の存在を確認しよう。このリンクファイルが無い場合には,次のようにしてシンボリックリンクを張ればよい。
# ln -s /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime |
また,「TZ」と呼ばれる環境変数を設定する方法もあり,次のように入力すれば「JST」(日本時刻)に指定することができる。
# TZ=JST # export TZ |
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