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» 2002年05月22日 00時00分 UPDATE

viエディタでバックファイルが作られないようにしたい

[木田佳克,ITmedia]

 vi(vim)使用時にファイル保存した場合,自動的にバックファイルが作られないようにするには,次のように設定ファイルを作成しよう。

$ vi ~/.vimrc
set nobackup ←追加する

 ほかにも指定ができる代表的なオプションとしては,次のようなものが挙げられる。

vimの代表的な設定例

指定方法 内   容
set number 行番号を表示する
set tabstop=4 タブ幅を半角4文字
set autowrite ファイル切り替え操作時に自動保存する
set autoindent 上の行のインデント指定を改行時の下行でも引き継ぐ
set backup ファイル保存時にバックファイル(.bak)を作成する
set set backupdir=~/tmp バックアップファイルを作成する際,パーミッションエラーの場合のみ~/tmp下に保存する
set backupdir=>~/tmp バックアップファイルを作成する際~/tmp下に保存する
set backspace=1 改行後に「Backspace」キーを押すと上行末尾に戻る
set backspace=2 改行後に「Backspace」キーを押すと上行末尾の文字を1文字消す
set history=10 シェル指定の実行履歴を10つまで保存する
set list 通常は可視表示になっている「タブ」や「改行」を「 ^I」や「$」で表示する
set title ktermなどのウィンドウタイトルに編集中のファイル名を表示させる
set notitle ktermなどのウィンドウタイトルに編集中のファイル名を表示させない
set ruler ルーラーを表示する
set nowrap 折り返し表示されない

 viエディタ(vim)で行番号やタブ幅を変更する方法は,「viエディタ上で行番号を表示させたい」Tipsで紹介をしている。ここでは設定ファイルとして「.exrc」を挙げているが,前述のように「.vimrc」という名称でも構わない。例えば,両方のファイルが存在すれば「.exrc」が無視される優先度になっている。

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