X Windowのチューニング方法の1つとして、「MTRR機能を使ってXの描画を高速化させたい」TipsではMTRR (Memory Type Range Register) 機能について紹介をしている。
上記のTipsで紹介をしたMTTRの効果を始め、自分の環境のXがどの程度のパフォーマンスなのか、さらにWindows上のXサーバソフトのパフォーマンスを計る指針としては、ベンチマークツールを利用するのが1つの選択肢だ。
X上では「xengine」と呼ばれるツールが知られており、「SpeakEasy.Rpmfind.Net Server」サイトなどから入手可能である。
# rpm -ivh xengine-1.10-7.i386.rpm |
ここではRPMパッケージでの例を挙げたが、インストール後はX上のktermなどで「xengine」と入力すればよい。
次のようなウィンドウが現れてエンジン模型の回転数が表示される。この数値がベンチマークとなっているのだ。
WindowsXP上でWindows版Xサーバソフト「Astec-X」を使いxengineを起動させたところ
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