Tips記事
» 2002年09月25日 16時16分 UPDATE

locateのupdatedb収集先を制限させたい

[木田佳克,ITmedia]

 locateコマンドでディスク内のファイル検索が可能なのは、「locateコマンドのファイルデータベース更新を停止させたい」Tipsでも解説しているように、slocate.cronファイル内に設定されている指定がcronによってデータベース更新されるからだ。

 前述したTipsのように停止させてしまうのも手だが、検索できるメリットは残しておきたい。そのような場合には、データベースに取り込まれる範囲を限定すればよいだろう。ディスクストレスを軽減させることが可能だ。次のようにslocate.cronファイルを編集しよう。

# vi /etc/cron.daily/slocate.cron

#!/bin/sh
renice +19 -p $$ >/dev/null 2>&1
/usr/bin/updatedb -f "nfs,smbfs,ncpfs,proc,devpts" -e "/tmp,/var/tmp,/usr/tmp,/afs,/net,/var/www/html"

 updatedbコマンドのパラメータ「-e」に続く指定がスキップをさせるディレクトリだ。ここにデータベースに含まれないようにしたいディレクトリを加えよう。

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