locateコマンドでディスク内のファイル検索が可能なのは、「locateコマンドのファイルデータベース更新を停止させたい」Tipsでも解説しているように、slocate.cronファイル内に設定されている指定がcronによってデータベース更新されるからだ。
前述したTipsのように停止させてしまうのも手だが、検索できるメリットは残しておきたい。そのような場合には、データベースに取り込まれる範囲を限定すればよいだろう。ディスクストレスを軽減させることが可能だ。次のようにslocate.cronファイルを編集しよう。
# vi /etc/cron.daily/slocate.cron #!/bin/sh renice +19 -p $$ >/dev/null 2>&1 /usr/bin/updatedb -f "nfs,smbfs,ncpfs,proc,devpts" -e "/tmp,/var/tmp,/usr/tmp,/afs,/net,/var/www/html" |
updatedbコマンドのパラメータ「-e」に続く指定がスキップをさせるディレクトリだ。ここにデータベースに含まれないようにしたいディレクトリを加えよう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.