Red Hat Linux 7.3以降で標準採用されていたメール&スケジューラソフト「Ximian Evolution」。ひと目でOutlookとソックリだと、誰もが認めてしまうインターフェイスが採用されている。
・OutlookライクなEvolution
上画像をクリックして拡大画像を見てほしい。Outlookの雰囲気そのままなことが分かるはずだ
ここでは、Red Hat Linux 8上の「Ximian Evolution 1.0.8」をセットアップする手順を追いながら、その特徴を紹介していこう。
・ウィザード形式による簡単な設定
デスクトップ上のアイコンをクリックすれば、このようなウィザードが始まる。英表記なのは最初のウィンドウだけだ
パスワード認証を、一般的なPOPを始めIMAP、さらにqmailなどのmbox形式にも対応する
何分置きに自動確認する、サーバへメッセージを残すといった設定も可能だ
・メニュー構成までも似ている
Outlookユーザーであれば迷うはずがない
・フィルタリング指定も可能
毎日多くのメールを処理する人には、フィルタ機能の搭載が必須事項だろう
ここまででも分かるように、Outlook(Outlook Express)を使ったことがある人であれば、何ら問題なくすぐに使用することができるはずだ。Red Hat Linux 8のパーソナルデスクトップ環境の中でも、最も日本語対応されているソフトだと言っても過言ではない。
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