「Sambaで共有するフォルダ内でユーザーごとのグループファイルになってしまう」Tipsでも触れたように、Sambaでは共有フォルダの管理にはカスタマイズが必要だ。
ここでは、上記Tipsでの「グループ」による方法に加え、ユーザー名指定による手段を紹介しよう。
# cat /etc/samba/smb.conf 〜中略〜 [share] comment = Public Folder path = /pub/share write list = admin, hoge, @staff read only = No create mask = 0664 directory mask = 0775 |
上記設定ファイル内の「write list=」行が該当する個所になるが、ここでの例は「admin」「hoge」それぞれのユーザーに書き込み権を与えるという指定になる。複数ユーザーの場合は、上記のように「,」(カンマ)で区切ればよい。
さらに、指定文字列の頭に「@」を加えるとグループによる指定も可能だ。以下の例は、「help」グループに書き込み権限を与える指定である。
write list = @help |
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