「unknown option」とエラー表示されリビルドできない

[木田佳克，ITmedia]

　rpmのバージョン差異と変更点により、従来のrpmコマンドの「-ba」や「--rebuild」オプションは、最近のrpmでは無効となっている。

# rpm -ba xxxx.src.rpm
# rpm --rebuild xxxx.src.rpm

　上記の指定共に、Red Hat Linux 8.0以降では無効となり、「unknown option」とエラー表示が返される。今後は別途rpmbuildが用意されるため、こちらを利用しよう。

# rpmbuild --rebuild xxxx.src.rpm

　ただし、互換性も考慮されており以上の指定をカスタマイズすることも可能だ。次のディレクトリ下の設定ファイルには、コメントアウト化されている従来のオプションが多数見られる。

# vi /usr/lib/rpm/rpmpopt-4.x

#============================================
# Popt glue to preserve legacy CLI behavior.
#
# XXX popt exec parsing doesn't honor POPT_ARGFLAG_ONEDASH
# XXX Build mode aliases, removed in rpm-4.1.
#rpm exec --bp rpmb -bp
#rpm exec --bc rpmb -bc
#rpm exec --bi rpmb -bi
#rpm exec --bl rpmb -bl
#rpm exec --ba rpmb -ba

～以下略～

「unknown option」とエラー表示されリビルドできない

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