セミナーでは、TDKの開発した表面処理を施したBDメディアについて、指紋による汚れにどれだけ耐えられるかが報告された。
DBドライブの普及、特にPC向けの普及を考えた場合、省スペースあるいはノート型PCが大きなシェアを占めている今、スリムドライブを搭載できないカートリッジ式しかないというのはスペース的には大きな制約になる。
TDKによると、処理を施したBDメディアの出荷は未定とのことだが、技術的には既に完成しているとのことで、BD-RE V2.0に対応した製品の登場タイミングに合わせて出荷開始されることが予想される。
BDF(Blu-ray Disc Founders)参加企業の一つ、サムスンもBDレコーダーの発売を年内に計画している。
残念ながら日本国内での発売予定はなく、韓国および米国向け。年内には発売する予定とのことだが価格は未定で、3000ドル以上になるのでは、とのこと。
また、パイオニアもBD/DVD両対応のコンパチピックアップや、BDレコーダーの展示を行っていた。ピックアップは、DVD-RAM以外のすべてのDVDメディアに対応し、2倍速のBD-REにも対応する。
BDレコーダーの市販化については、「時期・価格共に未定」とのことだが、「現状のハイエンドDVDレコーダーよりも少し上という位置づけになるのではないか」という。
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