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» 2004年09月07日 16時53分 公開

プロ並み1080iハイビジョン映像が撮れる――ソニーが家庭用HDビデオカメラ (2/2)

[西坂真人,ITmedia]
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 アスペクト比16:9のハイビジョン撮影に対応した有効107万画素の1080i対応HD CCDを新たに開発。同CCDを3枚使用する3CCDシステムを採用することで、単板CCD方式に比べて高解像度で色再現性に優れた映像の記録を可能にした。

photo 新開発HD CCD(左)と、3CCDシステム(右)

 レンズは新開発のカールツァイス「バリオゾナー T*」を採用し、ゴーストやフレアを減少。光学12倍ズームレンズは、35mm換算で32.5〜390ミリという広角系レンズを採用した。

 撮影モードは、16:9デジタルハイビジョン映像(1080i/60i)の「HDVモード」、16:9ワイドSD映像(480i/60i)の「DVモード(16:9)」、4:3 SD映像(480i/60i)の「DVモード(4:3)」の3モードを用意。 HDVモードで撮影した映像を再生時にSD映像(480i)に変換する「高性能ダウンコンバート機能」を装備しているので、従来のDV対応編集機材もこれまで通り利用できる。

 16:9ワイドサイズの3.5型液晶モニター(25.1万画素)をハンドルレバー先端に装備し、ビューファインダー(25.2万画素)とあわせて多彩なカメラワークに対応する。本体のサイズは、151(幅)×181(高さ)×365(奥行き)ミリで、重さは2キロ(本体のみ)。大容量バッテリー「NP-970」装着時(2.3キロ)には最大6時間30分の連続撮影が行える。

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 マニュアル操作のズームリングやローアングル撮影時に便利なハンドル部のズームレバー、使用頻度の高いボタン類を独立させた操作系などプロ/ハイアマチュアユーザーのニーズにも応える仕上がりになっている。

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 同社IT&モバイルソリューションズネットワークカンパニーデジタルイメージングカンパニープレジデントの根本章二氏は、HDR-FX1開発の背景について「世界各地でデジタルハイビジョン放送が開始されている。当社はHD対応液晶/プラズマWEGAやブルーレイなどハイビジョン対応機器を投入してきた。ビデオカメラの世界でもハイビジョンのニーズが高まると信じている。個人の思い出を撮影すると同時に、WEGAで観て、バイオで編集して、ブルーレイで保存するというハイビジョン映像の連携が生まれる。ハンディカムのハイビジョン化を先頭を切って進めていく」と語る。

photo デジタルイメージングカンパニープレジデントの根本章二氏

 主な仕様は以下のとおり。

HDR-FX1 (参考)GR-HD1
撮像素子 1/3型CCD×3 1/3型プログレッシブCCD
画素数 112万画素(有効画素107万画素) 118万画素(有効画素114万画素)
録画方式 Mini DV方式
HD記録 HDV(1080i) HDV(720p)
レンズ F1.6-2.8/f=4.5〜54mm F1.8-1.9/f=5.2〜52mm
ズーム 光学12倍 光学10倍/デジタル200倍
液晶モニタ 3.5型25.1万画素 3.5型20万画素
ビューファインダ 25.2万画素 0.44型11.3万画素
入出力端子 i.LINK/S/コンポジット/D端子 i.LINK/S/コンポジット/D端子
サイズ 151×181×365mm 114.5×99×271.5mm
撮影時重量 約2100g(NP-F570) 約1490g
実売(キット込み) 43万円前後 35万円前後
発売時期 2004年10月15日 2003年3月10日
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