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「おまかせ・まる録」対応の新「PSX」

» 2004年09月15日 20時38分 公開
[ITmedia]

 ソニーは9月15日、PlayStation/PlayStation 2のソフトをプレイできるHDD&DVDレコーダー「PSX」新製品2機種を12月上旬に発売すると発表した。オープン価格で、実売予想価格は、250GバイトHDDを搭載した「DESR-7500」が9万円前後、160GバイトHDDを搭載した「DESR-5500」が7万円前後。

DESR-7500(上)とDESR-5500

 新たに、コピーワンス信号が入った番組を、HDDからDVD-RWへ移動(ムーブ)できるようになったほか、DVD+Rへの録画が可能になり、対応メディアはDVD±R/RWの4種類になった。

 「7500」はBSアナログチューナーやゴーストリダクション回路を搭載したほか、IEEE 1394端子を備え、DV映像を自動ダビング可能。それ以外の仕様は2機種ともほぼ共通。

 新ソフト「x-アプリ」を搭載した。「x-おまかせ・まる録」により、好きなキーワードやジャンルを設定すると、条件に合った番組を自動で検索して録画する。ユーザーの好みを覚えて優先的に録画予約する機能も備えた。

 HDD上の写真とオリジナルサウンドを組み合わせ、エフェクトを付けて自動再生する「x-Pict Story」や、「COOL」「HOT」などから気分に合ったプレイリストを選ぶだけでHDDから音楽を検索し、エフェクトををつけて再生する「x-DJ」機能を搭載している。

 地上波EPG「G-GUIDE」を搭載した。独自の「番組追跡アルゴリズム」を装備。連続ドラマ最終回の延長に対応するほか、予約した番組の放送時間が特別番組などで変更になった場合、自動でEPGを検索して予約を修正する。番組名が変更された場合も自動判別して録画する。

 録画予約した番組の前にスポーツ中継がある場合、延長時間を考慮してスポーツ中継やそれ以降の番組の録画時間を自動延長する機能を装備している。

 入力端子はS映像、コンポジット、アナログ音声を、出力端子はD2、S映像、コンポジット、アナログ音声、光デジタル音声を装備する。USB端子、Ethernet(10/100BASE-TX)端子、メモリースティックスロットも備えた。

 サイズは312(幅)×95(高さ)×323(奥行き)ミリで、重さは「7500」が約6.5キロ、「5500」が約6.2キロ。

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