ニュース
» 2004年09月24日 20時24分 UPDATE

東京ゲームショウ2004「PSP」に“さわれる”、「NDS」は“さわって”?

「東京ゲームショウ 2004」が幕張メッセで開幕した。今回の注目は、なんといってもソニーの「PSP」と任天堂の「ニンテンドーDS」のポータブル対決のはずだが、ソニーが多くの試遊機を展示している一方で、NDSの姿は見えない。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 「東京ゲームショウ 2004」が開幕した。14回目となる今回のゲームショウは、幕張メッセの1ホールから7ホールまでの約4万7000平方メートルを使い、史上最多となる117の出展社がブースを構えた。中でも注目は、ソニーの「PSP」と任天堂の「ニンテンドーDS」(NDS)のポータブル対決……のはずだが、ソニーが多くの試遊機を展示している一方、NDSは会場で1台も見ることができない。

 それもそのはず。任天堂は、秋に開催するプライベートショウで大々的にNDSを披露するため、ゲームショウには出展しなかった。対応ソフトメーカーのブースにもNDSの実機は一切展示していない。このため、価格や発売日を含めて発表を済ませているNDSの姿がなく、正式発表前のPSPが大々的に展示されているという、ちょっと変わった状況になっている。

photo 初日は招待客と報道関係者だけのビジネスデーだが、かなりの人出。展示場内では、場所によっては身動きできなくなることもしばしば
photo スクウェア・エニックスブースでは、人気RPGの最新作「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」が試遊できる。もちろん長蛇の列。試遊台は40台もあるそうだが、長い待ち時間は覚悟したほうがいい
photo バンダイブースには「インパルスガンダム」の14分の1スケールモデルが! ちなみにインパルスガンダムは、核エンジンを搭載しておらず、「デュートリオンビーム送電システム」と呼ばれるワイヤレス送電技術によって動く。環境に優しいモビルスーツなのだ

PSPは23タイトルがプレイ可能

 さて、注目のソニーブースには、「PSP」と新型のPS2がいっぱいだ。PSPには、既に72のタイトルが予定されているが(9月24日現在)、ゲームショウではこのうち23タイトルがプレイアブル(試遊可能)な状態で展示されている。会場には初日から多くの人が詰めかけているが、試遊機の数も多いため、待ち時間は比較的短くすむだろう(別記事を参照)。

photo 皆さん、真剣な表情でPSPに触っています。ブース内には「クラッシュ・バンディクー」のキャラクターなども姿を見せ、新しいポータブル機のプロモーションに励んでいた
photo 先日発表された新PS2も注目の的

 一方、本体を見ることのできない「ニンテンドーDS」だが、ごく一部のソフトメーカーが対応ソフトの展示を行っていた。本体がないため、看板やディスプレイに頼ったイメージだけのデモンストレーションにならざるを得ないのだが、それでも操作感やゲームの雰囲気は感じ取ることができる。

 セガブースでは、12月2日に本体と同時発売する予定の「きみのためなら死ねる」を展示中だ。同ソフトは、“ニンテンドーDSならでは”の機能となるタッチパネルディスプレイを駆使した“タッチアクション”ゲーム。会場ではテレビサイズのタッチパネルディスプレイを使い、「さわって!」「さわって!」(看板にそう書いてある)と来場者を誘っている。

photo ちょっと怪しげな「きみのためなら死ねる」の看板(失礼)。この裏側にはNDS版「ぷよぷよフィーバー」も展示。ぷよぷよは12月24日発売予定だ
photo そばで見ていると、意外にも女性のほうが積極的に触っているようだ。今までのゲームにはなかったポップでオシャレな色使いがウケているのだろうか

 「“きみのためなら死ねる”は、DSの独自機能を活かしたゲームです。プレイヤーは主人公の“ぱっとしない、ふつうの少年”になり、ナイスバディな女の子とラブストーリーを展開するのですが、その過程でさまざまな試練が待っています。プレイヤーは、画面をタッチしたり、こすったり、つついたりしながら、試練を乗り越えていくのです」(セガ)。

 たとえば、大量のサソリを運搬していた車が事故を起こし、ナイスバディの彼女にサソリが群がってしまう。プレイヤーは、タッチパネル〜つまり彼女のナイスバディから、指技(?)を駆使してサソリを払いのけるのだ。そんな、嬉しくもありえないスキンシップのシチュエーションがてんこ盛りらしい。「衝撃と感動と奇跡のラブストーリーです」(同社)。

 なお、詳しく知りたい人は、セガの専用ホームページを参照してほしい。

ビデオチャットでブルブル……

 もう一つのプラットフォームであるマイクロソフトの「Xbox」も元気だ。オンラインサービスの「Xbox Live」に対応した注目のシューティングアドベンチャー「Halo 2」を含む35タイトルを出展。さらに11月25日に発売予定のXbox専用Webカメラ「Xbox Cam」を使ったビデオチャットのデモンストレーションにも力を入れている。

photo Xboxブース。メインスクリーンで「Halo 2」を紹介
photo チャット画面は、壁紙やBGMを設定することも可能。ホストになったユーザーが設定を変更すれば他ユーザーの画面にも反映される仕組みだ。「イメージとしては、ホストの部屋にほかのユーザーが遊びに行くようなもの」(同社)

 このビデオチャットは、Xbox Liveの一機能として提供されるもので、最大5人までの多地点ビデオチャットが実現するという。もともと音声チャットを実装しているXbox Liveだが、「ブロードバンドが世界一安い日本で、世界に先駆けてビデオチャットサービスを投入する」(同社)。

 もちろん、単なるビデオチャットでは面白くない。同梱のソフトでは、ビデオチャット中の自分の顔に音や絵文字を入れる「ポップアップ」、画面に白黒フィルタやモザイクなどのエフェクトをかける「ビデオ・エフェクト」、ユーザーの声をロボットやお爺さんの声などに変えてしまう「ボイスエフェクト」など、遊べる機能を付加している。中でも、チャット相手のコントローラを遠隔操作して振動させることができる「シェイク」はユニークだ。「チャット相手が寝てしまったら、シェイクで起こしてあげましょう」(同社)。

 Xbox Camの価格は7140円(税込み)。なお、詳細については別途記事を掲載する予定だ。

photo 赤いライトは自分の顔が映っている証拠

 「東京ゲームショウ2004」の会期は、9月26日(日曜日)まで。入場料は、中学生以上が1200円(当日)、小学生以下は無料となっている。

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.