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» 2004年10月29日 21時48分 UPDATE

レビュー世界最小・最薄の電子辞書、ソニー「EBR-S8MS」「EBR-S7MS」 (1/3)

ソニーの電子辞書、「EBR-S8MS」「EBR-S7MS」は名刺ケース大というコンパクトサイズに8カ国語(EBR-S8MS)、英語系辞書16冊(EBR-S7MS)を収録している。メモリースティックによる拡張も可能だ。

[渡邊宏,ITmedia]

 ソニーが新発売する電子辞書「EBR-S8MS」「EBR-S7MS」は、名刺ケース大というコンパクトサイズながらも、8カ国語の辞書(EBR-S8MS)、英語系辞書16冊(EBR-S7MS)を収録している。

photo 名刺よりも一回りほど大きい。やや厚手の名刺ケースサイズといえる

 重量も約103グラムと軽量で、胸ポケットに入れても全く違和感のないサイズ。「辞書」という重厚な言葉のイメージを覆す本製品をレビューしてみたい。

小型・軽量さは数字以上のインパクト

 「EBR-S8MS」と「EBR-S7MS」はほぼ共通のボディを用いており、サイズは100(幅)×72(奥行き)×8.8(最薄部 厚さ)ミリ・約103グラム(乾電池・メモリースティックを含む)。広辞苑を収録した辞書としては世界最薄・最軽量を実現したということで、実際に手にしてみると、想像以上のコンパクトさに驚く。

photo 「EBR-S8MS」(左)と「EBR-S7MS」。一見するとほとんど違いがないように見える。
photo 右側面(上)と左側面。左側面にはメモリースティックスロットを備える。

 液晶のサイズは約78×39ミリ。12/16/24ドットの表示切り替えを行うことによって、最大全角26文字×11行の表示が可能だ。文字の認識性は悪くないが、12/16ドットでのフォントは他メーカーの同サイズフォントに比べてやや細身であるように感じる。これは好みが分かれるところかもしれない。液晶はやや緑がかったパネルが使用されている。

photo 12ドット表示のフォントはやや細め
photo 手元にあったシャープ「PW-S7000」との液晶パネルの違い。手前がEBR-S8MS

 本体パネルにはアルミが利用されており、ヒンジ部の右にはジョグダイヤルが設けられている。現在、発売されている同社製電子辞書にもジョグダイヤルは搭載されているが、その位置はキーボード手前。本体を薄くするためにヒンジ部へ位置を変更したものと思われる。

 このジョグダイヤルでページ送りや決定の動作を行うことができるが、少々深い位置にセットされており、親指の腹をやや強めに押し当てないとうまく操作することができない。ジョグダイヤルの操作感覚としては、ソニーエリクソン製の携帯電話「W21S」に近いかもしれない。

photo ジョグダイヤル

 これだけの小型ボディのせいかさすがにキーも小さいが、適度な押し心地があり、入力感覚は悪くない。キーボード上部には辞書選択ボタン、下部にはカーソルキーや「戻る」「決定」キーなどが並ぶ。文字キーは約6ミリ(縦)×約7ミリ(横)のだ円形。

 PCや他社製電子辞書にみられる「BackSpace」に相当するキーは用意されておらず、入力した文字を削除するにはカーソルキー側の「戻る」キーを利用する。ちなみに、このキーアサインは同社製電子辞書としては標準的なもので、これまでに同社製電子辞書を利用した経験があれば、違和感なく操作できるはずだ。

photo 一見、同じように見える両製品だが、よく見るとキーボード面の印刷が異なる。EBR-S8MS(下)は韓国語(ハングル)にも対応しているため、ハングルの母音と子音がキートップに印刷されている。
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