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» 2004年12月10日 22時34分 UPDATE

サンタだらけのサンタ講座

ITとはあまり関係のないニュースを一つ。先日、東京日本橋の新名所「COREDO日本橋」に、盆栽を持ったサンタクロースが大量発生した。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 先日、東京日本橋の新名所「COREDO日本橋」に、盆栽を持ったサンタクロースが大量発生した。目撃者いわく、「見渡すかぎりのサンタ。中には若い女性のサンタもいて、たいそう萌え驚きました」(某ITメディア企業勤務の男性Sさん)。

photo 見渡すかぎりのサンタ、サンタ
photo なぜかエスカレーターで移動するサンタの群れ。このあと、上階にある玩具店を強襲して店員に迷惑をかけた

 この異様な心温まる光景は、玩具会社のタカラが「光る!マン盆栽」発売を記念して催した「お父さんのためのサンタクロース講座」だ。

 講師を務めたのは、アジア唯一の「グリーンランド国際サンタクロース協会公認サンタクロース」であり、盆栽とフィギュアを組み合わせた「マン盆栽」の“家元”としても知られるラテンミュージシャンのパラダイス山元氏。本物のサンタさんは、クリスマスにまつわるさまざまなトリビアを交えつつ、クリスマスを迎えるための心得を語ってくれた。

photo パラダイス山元氏。さすが本物の貫禄

 中でも興味深いのは「本物のサンタになるための条件」だ。ちょっとだけ紹介しよう。

体重120キロ以上、既婚&子持ち

 既婚&子持ちはなんとなく理解できるとして、体重120キロはハードルが高い。ちなみに、7年ほど前にパラダイス山元氏が受験したときは、水をたくさん飲んで体重を2キロ増やし、さらに紅白衣装や袋といった“フル装備”でようやく120キロに達したという。

 「相撲の新弟子検査みたいでしょ?」。

「ほっほっほー」だけでコミュニケーションできる

 「ほっほっほー」は、サンタクロースの国際共通語だ。サンタ同士、あるいは子どもたちとコミュニケーションをとるときなど、すべて片手を挙げて「ほっほっほー」。正確に表記すると「Ho Ho Ho」になる。

 サンタ同士が道ばたで会ったりすると、

「ほっほっほー」(訳:こんにちは)

「ほっほっほー」(訳:ご機嫌いかが?)

「ほっほっほー」(訳:ところで今週のトリビア見た?)

 などと会話が進むらしい。そういえば、毎年夏に「世界サンタクロース会議」が開かれているけど、会議中もすべて「ほっほっほー」なんだろうか?

photo 語学実習中

クッキーとミルクを早食い&早飲みできる

 サンタの業務に欠かせないスキルが、「クッキーの早食い」。北欧では、夜中にプレゼントを届けてくれるサンタのために、子ども達がクッキーとミルクを用意しておく習慣があるからだ。もちろん、サンタは子ども達の好意を無にしないよう、用意されたクッキーをすべて平らげていくのだが、一晩で多くの家を訪ねるため、どうしても“早食い&早飲み”になるというわけ。「早食いはともかく、ジンジャークッキーって、日本人の味覚にはあんまり合わないんですよね……」(山元氏)。

photo 早食い&早飲み実習中。1分間ですべて平らげなければダメ。サンタって、実は体育会系?

 12月24日、北欧の子どもたちは、暗闇を歩くサンタさんのために、まず部屋をキレイに掃除する。そして親と一緒にジンジャークッキーを焼き、ミルクを添えてサンタを迎える準備を整えるのだ。「サンタを迎える準備には教育的な意味もあり、なにより親と子のスキンシップになっているわけです」。

 へぇー。じゃなかった。ほっほっほ。

 「そもそも、クリスマスは“家族で過ごして、絆を強くする日”。お父さん達も、新橋で飲み歩いていたりしてはダメですよ」。

 場所柄、耳が痛い参加者も多かったようだ。

photo 最後に講師から「修了証」が手渡された

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