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» 2005年01月12日 22時43分 UPDATE

iPod譲りの“使いやすさ”〜安くて小さい…だけじゃないiPod shuffle

衝撃の「99ドルiPod」ことiPod shuffleが、アップルコンピュータの新製品発表会で国内初披露。安い、小さい…だけじゃない新iPodで、狙うは“デジタル音楽プレーヤー市場制覇”。

[西坂真人,ITmedia]

 フラッシュメモリを搭載したポータブル音楽プレーヤー「iPod shuffle」と超小型Macintosh「Mac mini」が米国で開催中のMacworld Expoで発表されたが、日本法人のアップルコンピュータも1月12日に都内で新製品発表会を開催。マスコミ関係者向けに新製品群をお披露目した(同発表会でのMac mini関連は別記事参照)。

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 日本での発表会は、まずMacworld Expoで行われたスティーブ・ジョブズ氏基調講演のビデオ上映からスタートし、続いてアップルコンピュータの前刀禎明社長が日本での展開を説明した(基調講演の詳細は別記事を参照)。

 Macworld Expo基調講演では、ソニー代表執行役社長の安藤国威氏が登場してプロビデオ分野でのAppleとの協力関係をアピールするといった場面があった。

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 「昨年“Good-By MD”というiPodのプロモーションをしかけたところ、古巣のソニーから宿敵のように言われて心苦しかった。だが、ソニー安藤社長の“パソコンやデジタルミュージックなどの分野では競合しているが、プロビデオの分野では協力している”という言葉でちょっとほっとした」(前刀氏)

 今回のMacworld Expoの隠しダマ(ジョブズ氏の“言い忘れ”)は、マック本体ではなく新しい「iPod」だった。

 iPodシリーズでは初めてフラッシュメモリを採用したiPod shuffleは、幅24.9ミリで高さ83.8ミリ、重さ約22グラムという縦長軽量ボディ。ちょっと大きめのUSBメモリかガム型充電池といったスタイルだ(編集部では「付箋紙に似てる〜」との声もあり)。

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 「すでにデジタル音楽プレーヤーではiPodが独走している。昨年、携帯音楽プレーヤー市場ではデジタル音楽プレーヤーがポータブルCDの販売数量を抜いたが、その成長を支えているのがiPod。さらに今年iPod shuffleを投入することで、独走体制をさらに強化したいと思っている」(前刀氏)

photo ジョブズ氏の基調講演でも、iPod shuffleでフラッシュメモリ型プレーヤーのシェア奪取を強くアピール

 ライバルを一蹴するために設定された戦略的価格は、512Mバイト版が1万980円、1Gバイト版が1万6980円。「通常、他社の512Mバイト製品は2万円を超えるケースもあるが、われわれのiPod shuffleはその半分。単に小さく安くしただけでなく、これまでiPodで培ってきた“使いやすさ”と“シャッフル”という楽しみ方を、アクセサリー感覚で身につけてもらうためにこの製品を用意した」(前刀氏)

photo iPod shuffleを首にかけてアクセサリー感覚をアピール
photo 純正アクセサリー4種類(アームバンド/スポーツケース/拡張バッテリーパック/ドック)もiPod shuffle発売から2週間前後遅れてリリースされる。価格は4種類とも各3570円。
photo スポーツケースは生活防水仕様
photo 単4形電池×2本を使って連続動作時間を20時間に延長する拡張バッテリー
photo 充電も行えるUSBドック

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