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TDK、さらに強くなったDVD-R「超硬」

» 2005年02月09日 14時53分 公開
[ITmedia]

 TDKは同社の表面強化技術「DURABIS 1」(旧称 スーパーハードコート)を使用し、さらに汚れや指紋の付着に強くなったDVD-Rを発表、データ用の「DVD-R47HCK」と録画用の「DVD-R120HCK」を4月1日から発売する。いずれも8倍速記録に対応しており、価格はオープン。

photo データ用の「DVD-R47HCK」(上)と、録画用の「DVD-R120HCK」

 同社はメディア表面強化処理技術「スーパーハードコード(超硬)」を製品へ投入していたが、今年1月に同技術の名称を「DURABIS」(デュラビス)へ変更。DVD向けには「DURABIS 1」、Blu-ray Disc向けには「DURABIS 2」の名称で展開していくことを発表していた。

 新製品はDURABIS 1をさらに改良、添加剤の性能を向上させることによって、既存の「超硬」DVD-Rに比べディスク表面の摩擦係数を約40%低減した。これにより、汚れがつきにくく、付着してもスムーズにふき取れるようになった。

 指紋の付着についても効果を発揮する。同条件下の比較によると、既存製品に比べて指紋の付着量が約30%低減しており、ディスク表面の指紋汚れによる再生/記録エラーへの耐性が向上したという。そのほか、「超硬」の特徴である「100倍強い摩耗性能」や「耐光性」「高い放電性能」なども引き続き備える。

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