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三洋の“発電する電動アシスト自転車”が進化

» 2005年03月03日 19時03分 公開
[ITmedia]

 三洋電機は、電動ハイブリッド自転車「エナクルSSシリーズ」を4月1日に発売する。走行中に発電し、補充電できる「ブレーキ充電システム」と「エコ充電モード」を搭載。充電一回あたりの走行距離は53キロメートルと、従来モデルの約1.4倍になった。価格は本体のみで8万9250円。

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製品名 エナクルSSシリーズ
品番 CY-SS263D(26型)
カラー シルバー、エレガントブルー、エレガントイエロー
全長 1850ミリ
全幅 570ミリ
サドル高さ 735-915ミリ
バッテリー ニッケル水素電池
電動機 直流ブラシレスモーター/出力250ワット
重量 22.4キログラム
本体価格 8万9250円
専用充電器価格 1万290円
充電器セット価格 9万9540円
発売日 4月1日

 昨年8月に発売した「エナクルSNシリーズ」の上位モデル。ブレーキをかけたときに充電する「ブレーキ充電」と、走行中にモーターを発電機に切り替えてバッテリーに補充電できる「エコ充電」機能で、走行距離の延長と充電回数の低減を図った。

 エコ充電モードは、低速時(こぎ始めから時速12キロまで)は、アシスト力を半分程度に抑えてアシスト走行するが、時速12キロ以上になるとモーターが自動的に発電機に切り替わり、こぐ力によって補充電を行うというもの。ライトもバッテリー式で、点灯走行時もペダルは重くならない。

 また、ニッケル水素充電池は、容量こそ従来と同じ2.8アンペア/時間だが、電圧を24ボルトから33.6ボルトに引き上げたことで、実際に使用できる電力容量を増加させている。充電時間は約2.8時間(専用充電器使用時)。

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