CD還流防止措置、最も多く申請しているのはソニーと東芝
日本レコード協会が公開している「輸入差止申立てに係る対象レコードリスト」、いわゆる“還流防止措置対象CDリスト”によると、5月20日現在の還流防止措置対象CDは10タイトル、措置申し込み中のCDは96タイトルであることが明らかになった。
対象となっている10タイトルはLOVE PSYCHEDELICOの「Early Times」、SMAPの「友だちへ ~Say What You Will~」、Jの「Blast List - the best of -」、GLAYの「-Ballad Best Singles- WHITE ROAD」「ホワイトロード」、BoAの「BEST OF SOUL」、Do As Infinityの「GATES OF HEAVEN」、EXILEの「SINGLE BEST」「SELECT BEST」、浜崎あゆみの「MY STORY」。
還流防止措置の申し込みについては、同一内容のアルバムであっても発売されている地域(国)の商品番号ごとに申し込みを行う必要があるため、上に挙げたアルバム数がイコール還流防止措置対象のCD数とはならないが(EXILEの「SELECT BEST」は香港、マレーシア、シンガポール、台湾の各国版について還流禁止措置が受理されている)、今年1月の改正著作権法施行後、着々と「逆輸入格安邦楽CD」が登場できないようにする仕組みは機能し始めているようだ。
還流防止対象とされている国に着目してみると、最も多いのが台湾で、それに韓国、香港が続く。地理的に近いほか、日本人アーティストとその作品が広く受け入られており、現地版が多く流通しているからだろう。また、レコード会社別に申し込み件数を見てみると、ソニー・ミュージックエンタテインメント(67件)と東芝EMI(42件)が突出している(次はビクターエンタテインメントの17件)。
実際に輸入差し止めの措置が取られているかどうかは、税関のWebサイトで確認することになる。5月24日現在、税関が差し止め申請を受理しているのは前述の10タイトルとなっている。
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