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» 2005年06月14日 23時39分 UPDATE

バイヤーズガイドポータブルプレーヤーが欲しい!(HDDタイプ/前編) (1/2)

低価格・大容量化が進むフラッシュメモリタイプに押されがちなHDDプレーヤーだが、大容量というメリットは捨てがたい。購入前にチェックすべきポイントをいくつかあげてみた。

[渡邊宏,ITmedia]

 ラインナップが豊富になり、低価格化が進んだことでフラッシュメモリタイプのプレーヤーの人気が高くなっている。GfK Japanのランキングを見ても、上位10機種中6機種がフラッシュメモリタイプだ。

 しかし、1Gバイトや2Gバイトの製品が登場しているとはいえ、純粋に容量だけで言えばまだまだHDDタイプに分がある。少ないものでも4Gバイト、多いものでは60GバイトのHDDを搭載しており、1万曲以上の音楽を持ち運べる。また、最近ではカラー液晶を搭載し、画像や映像の表示が可能なものも登場している。

 ここでは、前回のフラッシュメモリ編に続き、HDDプレーヤーの購入を検討している人へ向けて、いくつかのチェックポイントを挙げてみたい。

容量か?サイズか?

 HDDタイプのプレーヤーを検討するときにまず考えなくてはいけないのは、容量と本体サイズのバランスをどこで取るかということだ。

photo 左は1インチHDDを搭載するiPod Mini、右は1.8インチHDDを搭載するiPod Photo

 現在、主にポータブルプレーヤーに使われているHDDは1インチサイズと1.8インチサイズが主流で、それぞれ容量は4G〜6Gバイト、20G〜60Gバイトとなっている。HDDのサイズはダイレクトに本体の大きさへ反映されるので、小型タイプが欲しいならば1インチHDDを搭載した製品、サイズはともかく大容量が欲しいならば1.8インチHDDを搭載した製品を選択することになる。

 1インチのHDDを搭載する小型タイプには、iPod Mini(アップルコンピュータ)以外にも、Zen Micro、NOMAD MuVo2(ともにクリエイティブメディア)、H10(アイリバー・ジャパン)、Rio Carbon(リオ・ジャパン)、YH-820MCB(日本サムスン)、VHD-5100(エヌエイチジェイ)などがあり、1.8インチのHDDを搭載するタイプには高いシェアを誇るiPod/iPod Photo(アップルコンピュータ)のほか、NW-HD5(ソニー)やgigabeatFシリーズ(東芝)、HD20GA7(ケンウッド)、iAUDIO X5(バーテックスリンク)、Creative Zen 20GB(クリエイティブメディア)、H300シリーズ(アイリバー・ジャパン)などがある。

photo 日本サムスンのYH-820MCB。1インチ/5GバイトのHDDを搭載する

 具体的にどれくらい大きさが違うのか。1インチのHDDを搭載するiPod Miniと1.8インチのHDDを搭載するHD20GA7を比較してみると、それぞれのサイズは50.8(幅)×91.4(高さ)×12.7(奥行き)ミリ、61(幅)×104(高さ)×17(奥行き)ミリで、ほぼ一回り違うという感じだ。

 重量で比較してみると、1インチのHDDを搭載する製品ではiPod Miniが103グラム、H10が95グラム、NOMAD MuVo2が94グラム、Rio Carbonが88グラムとなっており、ほぼ100グラム以下に収まっている。一方の1.8インチのHDDを搭載する製品ではiPod(20Gバイト)が158グラム、NW-HD5が135グラム、gigabeat Fが160グラム、HD20GA7が140グラムなどとなっている。

 数字では分かりにくいかもしれないが、手にしてみるとその差は歴然だ。1インチタイプのプレーヤーのほとんどは名刺入れの感覚で気軽に携帯できるが、1.8インチタイプのプレーヤーは良くも悪くもプレーヤーとしての存在感がある。どれだけの携帯性を求めるかも、製品選びの大きなポイントになるだろう。

photo iPodシリーズでも搭載するHDDが違うと厚みはこれだけ違う。左からiPod Mini(1インチ/4Gバイト)、iPod(1.8インチ/20Gバイト)、iPod Photo (1.8インチ/30Gバイト)

大量の曲が入るだけに操作性にはこだわりたい

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