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» 2005年10月27日 01時36分 UPDATE

今日から始めるデジカメ撮影術:第34回 赤ちゃんと子どもと記録の関係〜室内編 (1/3)

前回は屋外をメインに書いてきたけど、今回は逆に室内をメインにあれこれと撮り方を考えてみよう。ストロボに気をつけたり、部屋を片付けたり……。子どもの個性を撮る、という点も重要だ。

[荻窪圭,ITmedia]

室内ではストロボに気をつけよう

 カメラをオートで使ってると、たいてい室内では自動的にストロボが発光するもの。カメラが判断して光ってくれるのだ。だから室内ではストロボを使うのが当たり前と思う人もいるかもしれないが、そもそもストロボの光って真正面から当てるからちょっと不自然で、背景との明るさのバランスも難しい。

 もうひとつ、0〜1歳くらいの赤ちゃんにストロボの光ってよくないのだ。大人だって突然、目の前でストロボを焚かれたらびっくりするもの。まだ成長してない赤ちゃんならなおさら。特に乳児に至近距離でストロボを焚くと目に良くないといわれているので、できるだけ避けたい。できれば1メートルくらい離れた位置で使おう。

 ストロボを使うのは室内や、子供の動きを止めて撮りたいとき。

mn_IMG_4315.jpg ストロボを使って撮影
mn_IMG_4318.jpg ストロボを発光禁止にして窓からの光で撮影

 ストロボを使わない方が、光の当たり方が自然で柔らかい感じになっているのが分かるかと思う。ストロボを使うときでも部屋の明るさは重要で、部屋が暗いとストロボの光がより極端に出ちゃうし赤目にもなりやすい。ちょっと明るめの部屋で撮りたい。

 動きを止めて撮りたいときもストロボが便利。ストロボの発光は一瞬だからだ。

mn_IMG_0238.jpg ストロボを焚いたので動きが止まった

 逆にストロボを使うと動きが止まっちゃうので、躍動感のある写真にはなりづらい。また最近のデジカメは優秀なのでよいが、ちょっと前のデジカメだとストロボの光量調節があまり賢くなくて明るすぎちゃうこともある。

 できれば使わないで撮ってみよう。

 ただストロボを使わないと室内光だけで撮ることになるので、とても難しい。どうするか。基本は部屋を明るくする、昼間なら窓からの光をうまく使う。そんな感じ。

mn_DSCF1276.jpg 窓際で窓からの光を使って撮影。自然光ならではの写真だ

 あとはたくさん撮る。それでもシャッタースピードが遅くなるので手ブレしやすくなるし、相手は子ども。じっとしててくれるわけじゃないので、今度は被写体ブレが待っている。でも顔がブレてなければ問題なしってことで、たくさん撮るのだ。

mn_DSCF0079.jpg もちろんシャッタースピードが遅いとこんな風に大きくブレちゃう
mn_DSCF0078.jpg でもタイミングがよければ止まった瞬間を撮れる。でも手は動いてブレてるから遊んでる姿がよく分かるのだ
mn_DSCF0115.jpg 足はブレてるし顔も少しぶれてるけど、この表情を撮れたならOKだ

 なんだかんだいって照明を全部つけても室内が暗いのはしょうがないこと。そういうときはISO感度を上げて対応しよう。上げすぎると肌がざらついて写ってしまうけれども、多少はしょうがない。

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