レビュー
» 2006年03月28日 20時31分 UPDATE

レビュー:「EQトレーナー」で“できる人”を目指してみる (1/3)

最近、“脳”を鍛える玩具やゲームソフト大人気だが、少し違う趣を持つ製品が登場した。タカラトミーの「EQトレーナー」は、ビジネスマンのメンタル面を鍛えて「できる自分」を実現するというものだ。早速、試してみた。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 最近、“脳”を鍛える玩具ゲーム機用ソフトが大人気だが、少し違う趣を持つ製品が登場した。タカラトミーの「EQトレーナー」(5250円)は、ビジネスマンにターゲットを絞り、「できる自分へのトレーニング」をうたう大胆な製品だ。早速、試してみよう。

photo 「EQトレーナー」。5250円で発売中

 EQトレーナーは、“心の知能指数”といわれる「EQ」(Emotional Intelligence Quotient)を鍛える携帯端末だ。よく知られている「IQ」が“知識”や“知恵”を表しているのに対し、EQは「達成すべき目的のために情動を最大限に利用する能力」を示す。

 EQ理論を説いたのは、エール大学心理学部長のピーター・サロベイ博士とニュー・ハンプシャー大学心理学部教授のジョン・メイヤー博士だ。両博士は“一流の大学を卒業したのにビジネスで結果を出すことができない人たち”が多いことに着目し、IQ以外の要素とビジネスの成功との関連性を調査。すると、成果を上げている人には、協力者が集まり、彼らの信頼を得ることが成果に結びついていることが分かったという。

 ポイントは、彼らのコミュニケーション能力の高さだ。そして、コミュニケーションの際に自分の気持ちをコントロールしたり、相手の気持ちを理解するといった“感情を管理する能力”が大きく関係しているという。なお、EQ理論に関してはEQトレーナーをタカラトミーと共同開発したイー・キュー・ジャパンから詳しい書籍が出ているので、興味のある人は探してみるといいだろう。

 話を戻そう。EQトレーナーは、EQ理論に基づいて、ゲーム感覚でメンタル面を鍛えてくれるツールだ。タカラトミーの担当者によると「EQを高めることで、プラス思考で立ち直りが早く、人に好かれる人に近づくことができるでしょう」という。

 ちなみに、EQトレーナーを借りる前に製品情報サイトの「EQトレーナー診断測定シュミレーション」をやってみたところ、「EQ偏差値は49.5」(なんとか合格点)という結果だった。コメント欄には「これ以下になるとコミュニケーション不足で悩まされそう。EQトレーナーの出番です」と書かれている。

 どんな偏差値が出てもEQトレーナーの出番になりそうな気もするが……ともあれ、EQトレーナーの出番である。

液晶偏差値は平均以下

 EQトレーナーの外観は、ポータブルゲーム機かポータブルオーディオのようだ。ボディはプラスチック製ながら、シャンパンゴールドとブラックの配色にはそれなりに高級感があり、操作部のアイコンもオシャレ。操作はタッチパネルで行うため、ボタン類は電源のみだ。

photo 背面にスタイラス。側面にはストラップホールも用意されている。電源は単4電池×2本(別売)。電池交換は30秒以内なら過去データを保持してくれる

 外形寸法は、70(幅)×114(高さ)×17(厚さ)ミリと少々厚め。ワイシャツのポケットに入れると目立ってしまうが、上着のポケットなら余裕といった厚さだ。通勤時のお供にしてもいい。

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