インタビュー
» 2007年07月06日 14時17分 UPDATE

東京おもちゃショー2007:カサカサ動きまわる昆虫ロボ「HEX BUG」の正体 (1/2)

カサカサと歩き回り、大きな音で逃げ出す――妙なところがリアルな昆虫型ロボット「HEX BUG」(ヘクスバグ)。先週の「東京おもちゃショー2007」に出品され、その姿や動きが“あの虫”にそっくりと評判になっている。バンダイに真相を聞いた。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 バンダイが9月に発売する「HEX BUG」(ヘクス・バグ)は、ロボティクスを駆使した虫型ロボットだ。先週の「東京おもちゃショー2007」に出品され、ある虫の動きにそっくりとネットで評判になっている。あえて虫の名前は書かないが、3億年前から姿が変わらない“生きた化石”で、ときどき“ブビビビ……”と飛んできたりする奴だ。

 真相を確かめるべく、バンダイ プレイトイ事業部コミュニケーショントイチームの近藤創氏に話を聞いた。

photophoto 「HEX BUG」は9月に発売予定。価格は各1995円。バンダイ プレイトイ事業部コミュニケーショントイチームの近藤創氏

――キレイな虫ですね。

 「HEX BUG」は、米Inovation First(イノベーション・ファースト)の昆虫型ロボットです。同社は、ロボットコンテストなどに使われる競技用ロボットやパーツを作っていて、ロボティクスの分野では先進的な企業として知られています。「HEX BUG」は、ライトなコンシューマーユーザー向けに開発したものです。

 6本の足を器用に使って歩き回り、触角が壁に触れたり、手を叩くなど大きな音を感知すると方向を変えます。透明なABS素材の下に基板が透けて見えるメカニカルなデザインも好評で、米国では男性を中心に人気を集めているようです。

――動きも虫っぽいです。

 駆動用に携帯電話などに使われるマイクロモーターが1つ入っています。実際に駆動しているのは片側だけで、もう一方は連動して動く形ですね。反転するときは片側の脚を止め、一旦後ずさりしたあと、別の方向に進み始めます。

photophotophoto

 触角は根本がコイル状になっているので、ぶつかっても壊れたりはしません。音センサーはお尻の部分にあり、大きな音に反応して反転します。手を叩いてみてください。

 事前にWebでアンケートをとってみたのですが、30歳代の男性を中心に『基板が見えるメカニカルなデザインを気に入った』という人が多かったですね。昔のSF映画のような近未来的なイメージがポイントのようです。ただ、女性の中には『虫みたいでキモチ悪い』という人もいらっしゃいました。

――実在の昆虫をモデルにしているのですか?

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