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いつも清潔な歯ブラシを使える気持ちよさ――歯ブラシ除菌機橘十徳の「自腹ですがなにか?」第9回(1/2 ページ)

» 2007年08月07日 10時38分 公開
[橘十徳,ITmedia]

 歯磨きは念入りに行う人でも、歯ブラシの除菌のことまで考える人は少ない。冷静に考えてみると、毎日欠かさず口の中に入れるものなのに、磨いたあとはコップに入れて放置しているだけというのはかなり不衛生だ。とくに夏場は湿度が高いからブラシに含まれた水分がいつまで経っても乾かず、その分さらに雑菌は繁殖しやすくなる。想像するだけでちょっと気持ち悪くなる話だ。

 そんな人にオススメなのが“歯ブラシ除菌器”である。これを使えば毎日きれいな歯ブラシで気持ちよく磨けるスグレモノ。以前から欲しかったこの機器を先日とうとう手に入れたので、今回はそのレビューをお届けしよう。

選んだのは機能豊富な「ESA-201」

photo エセンシアジャパンの「ESA-201」。本体は円筒状の形をしている

 購入したのはエセンシアジャパンの「ESA-201」だ。歯ブラシ除菌器というのは国内メーカーで作っているところがあまり見あたらず、店頭で見かけるのも圧倒的にこの会社の製品が多い。同社の製品にも色々とラインアップがあって、そのカテゴリは旅行先などに持ち運べるコンパクトな「ポータブルシリーズ」と、機能豊富な据置型の「アドバンスシリーズ」、カミソリなども除菌できる大型の「スタンダードシリーズ」の3種類がある。

 今回は、3人家族のわが家で皆が使えるように、歯ブラシを4本収納可能なアドバンスシリーズの「ESA-201」を選んだ。価格はインターネットで最安を探したところ、楽天市場の某店で税・送料込み8980円という価格で販売されているのを発見。1万円以上の値付けをしている店が多い中、「これは安い!」とばかりに注文した。

乾燥機能で除菌効果アップ

 このアドバンスシリーズには、基本的な除菌機能に加えて、ファンで歯ブラシを乾燥させる機能も付いている。これはウレシイ。水分をなくすことで除菌効果が高まるだけでなく、次に使うときに乾いている方がずっと気持ちよく使えるからだ。実は商品選びの際に価格の安い「ポータブルシリーズ」を買おうかとも考えたのだが、こちらには乾燥機能がないということで今回は見送った。

 大きさは100(幅)×110(奥行き)×230(高さ)ミリで、洗面台に置くには少し大柄にも感じるが、置き場所がない人のために壁掛けユニットも付属している。本体の横には歯磨き粉のホルダーも装着可能で、これは左右どちらにも付けられる。また、底部のスタンドは歯ブラシから流れ出た水を受けるトレーホルダーの役割も果たしていて、手前に引き出して水を排出できるようになっている。

photophoto 背面には壁掛けユニットを装着可能(左)。歯ブラシを入れてみたところ(右)
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