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» 2007年08月22日 14時08分 公開

三菱、「リビングで高画質」の新型液晶REAL (1/2)

三菱電機が液晶テレビ「REAL」の新製品を発表。スリムフレームで“全画面テレビ”を引き続きアピールするほか、新たな表面処理を施したパネルで画質を高めた。同社最大の52V型も用意。

[渡邊宏,ITmedia]

 三菱電機は8月22日、液晶テレビ「REAL」の新製品6機種を10月1日より順次販売開始すると発表した。販売されるのはスリムフレームタイプのMZWシリーズ「LCD-H52MZW75」「LCD-H46MZW75」「LCD-H40MZW75」、スタンダードタイプのMXシリーズ「LCD-H32MXW75」「LCD-H32MX75」「LCD-H20MX75B/S/R」で、いずれも価格はオープン。

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製品名 画面サイズ パネル解像度 実売想定価格 備考
LCD-H52MZW75 52V型 1920×1080ピクセル 55万円前後 「DIAMOND Panel」採用、REALLINK、倍速駆動
LCD-H46MZW75 46V型 1920×1080ピクセル 45万円前後 「DIAMOND Panel」採用、REALLINK、倍速駆動
LCD-H40MZW75 40V型 1920×1080ピクセル 38万円前後 「DIAMOND Panel」採用、REALLINK、倍速駆動
LCD-H32MXW75 32V型 1366×768ピクセル 20万円前後 REALLINK、倍速駆動
LCD-H32MX75 32V型 1366×768ピクセル 16万円前後 REALLINK
LCD-H20MX75B/S/R 20V型 1366×768ピクセル 10万円前後 3色展開

光沢コートの「DIAMOND Panel」採用のMZWシリーズ

 新製品は「大画面から全画面」をキャッチフレーズにして今春に登場した「LCD-H46MZ70」「LCD-H42MZ70」(関連記事)の上位モデルと位置づけられており、液晶パネルには新たな表面処理を施した「DIAMOND Panel」を搭載する。

 従来製品で利用されている表面処理のノングレア処理では、偏光フィルム層の凹凸で外光を反射拡散させて映り込みを抑制していたが、拡散の影響で暗部の浮き上がりが見られたほか、凹凸によって内部からの光(映像)が乱反射してしまい、解像感や質感へ悪影響を与えてしまっていた。

 新パネルは表面に光沢コートを施すことでパネル内部からの光(映像)の散乱を低減させ、結果としてコントラストや暗部再現力、色再現性などを向上させている。暗所コントラストは3000:1だが、一般的な明るさのリビング(200ルクス)でのコントラストも1200:1と高く、同社は「リビングでの高画質」をアピールする。また、偏光フィルムの表面を滑らかにし、同時に従来比で反射率を半分以下とした低反射コートも施すことで、映り込みの抑制も行われている。

photophoto 52V型の「LCD-H52MZW75」(左)と「DIAMOND Panel」に用いられている表面処理の説明(右)

 映像処理回路には「DIAMOND Engine PRO II」を搭載、中間フレーム生成による120Hz駆動「倍速ピクチャー」を搭載しているほか、映画など秒間24コマのソースが秒間60コマの映像として(3-2プルダウン)入力された際には、オリジナルの秒間24コマ映像を検出して補正画像を生成することで滑らかな再生を可能とする「なめらかピクチャー」技術も搭載された。色空間の国際標準規格である「xvYCC」にも対応している。

 色再現範囲は業界トップクラス(同社)のNTSC比102%。色の12軸(R/G/B/Y/M/Cとその中間色)を独立調整する「ナチュラルカラーマトリックス」機能も搭載することで自然な色表現を可能とした。シーンの明暗を自動的に判別してバックライトの輝度を調整する「インテリジェント・バックライト・コントロール」や、黒つぶれや黒浮きを改善する「ダイナミック・レベル・エクスパンダー」なども備える。

photo 今春モデル(「LCD-H46MZ70」「LCD-H42MZ70」)との主な相違点。52V型の投入と並んで倍速駆動と光沢コートの実装が目を引く

 HDMIの制御信号を利用したレコーダー操作機能「REALINK」も備える(対応機種は「DVR-DV745」「DVR-DV735」)。テレビのリモコンに用意されたボタンを押すだけで視聴中の番組が録画できる「一発録画」や、ボタンを押すと視聴中の番組録画が開始され、もう一度押すと中断時の場面から追いかけ再生を行う「番組ポーズ」、テレビのEPGからレコーダーの録画予約が行える「音声ガイド付き録画予約機能」などが利用できる。

 スリムフレームは踏襲されており、内蔵されたステレオスピーカーのみで5.1chサラウンド環境を再現する「DIATONE サラウンド5.1」も搭載する。より広がりのあるステレオ音声を再生する「DIATONE ステレオ 2.0」や通常のステレオヘッドフォンでも疑似的な5.1chサラウンド環境を味わえる「DIATONE サラウンド HEADPHONE」なども備える。ドルビーデジタル5.1chのデコーダーも内蔵する。

 インタフェースにはHDMI(Ver1.3準拠)を2系統、D4を2系統、PC入力(D-Sub15ピン)などを備え、チューナーは3波対応デジタルチューナーとアナログチューナーを1基ずつ搭載する。サイズはLCD-H52MZW75が121.9(幅)×82.1(高さ)×32.8(奥行き)ミリ、LCD-H46MZW75が107.4(幅)×73.4(高さ)×32.8(奥行き)ミリ、LCD-H40MZW75が93.9(幅)×65.8(高さ)×32,8(奥行き)ミリ(いずれもスタンドあり)。

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