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xvYCC対応、世界最小幅スリムフレームの液晶「REAL」新製品

» 2007年03月14日 17時49分 公開
[ITmedia]

 三菱電機は3月14日、液晶テレビ「REAL」の新製品として、「REAL MZシリーズ」2製品を4月21日より販売開始すると発表した。46V型の「LCD-H46MZ70」と40V型の「LCD-H40MZ70」が用意され、いずれも価格はオープン。実売想定価格はLCD-H46MZ70が43万円前後、LCD-H40MZ70が33万円前後。

photo 「LCD-H46MZ70」と「LCD-H40MZ70」

 新製品はいずれも世界最小幅(同社)というスリムなフレームに「DIATONE」の音響技術を投入したフルHD液晶テレビ。独自の高画質回路「DAIMOND Engine PRO」を搭載することで、NTSC比102%を実現するほか、黒つぶれや黒浮きを改善する「ダイナミック・レベル・エクスパンダー」などでコントラスト感の高い映像を再現する。色空間の国際標準規格である「xvYCC」にも対応している。

 独自設計によって左右のフレーム幅を世界で初めて27ミリ以下(LCD-H46MZ70が26.6ミリ、LCD-H40MZ70が25.2ミリ)に抑えた。フロントスピーカーの開閉口も高さ15ミリに抑えられている。フロントスピーカーだけで5.1chの音場を疑似的に再現する「DIATONE サラウンド5.1」も搭載する。

 自動画質調整機能は「家庭画質モードII」に進化。「ジュニア」や「シニア」といった「年代」と「部屋の明るさ」に応じた設定を施すため、より実際の使用環境にマッチした画質を作り出す。そのほかにも、EPGの状況を音声で知らせる「しゃべるテレビ」や画質処理を抑えるかわりに反応速度を向上さえた「ゲームモード」なども備える。

 インタフェースはHDMI(Ver1.3 準拠)を2系統、D4を2系統、D-Sub15ピンを1系統用意する。サイズはLCD-H46MZ70が107.4(幅)×68.4(高さ)×14.4(奥行き)ミリ、LCD-H40MZ70が93.9(幅)×60.7(高さ)×14.2(奥行き)ミリ(いずれも本体のみ)。

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