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» 2007年09月27日 15時00分 UPDATE

100時間録画OKワンセグ搭載のフラグシップウォークマン「NW-A910」

ソニーが新型ウォークマン「NW-A910シリーズ」を発表。カードボディに2.4インチの大画面液晶とワンセグチューナーを搭載。ワンセグ視聴時にも有効なノイズキャンセル機能を装備。

[ITmedia]

 ソニーは9月27日、ウォークマンの新製品「NW-A910シリーズ」を11月17日より販売開始すると発表した。メモリ容量の違いで「NW-A916」(4Gバイト)/「NW-A918」(8Gバイト)/「NW-A919」(16Gバイト)の3製品が用意され、価格はいずれもオープン。実売想定価格はNW-A916が3万円前後。NW-A918が3万5000円前後、NW-A919が4万5000円前後。

photo NW-A910シリーズ(ブラック)  ※以下を含め写真は最終版製品ではないため、市販品と外観などが一部異なる場合があります
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 新製品はカードタイプのボディデザインこそ「NW-A800」「NW-S710/S610」に準じるものの、2.4インチというシリーズ最大サイズの液晶画面を備え、ワンセグチューナーも搭載する。

 サイズは86.8(高さ)×48(幅)×12.3(厚さ)ミリ/約74ミリとワンセグチューナーを搭載しながら小型軽量。液晶の解像度はQVGA(320×240ピクセル)で、ワンセグ視聴時にはEPGも使用可能で、高解像度液晶を利用して最大10番組の放送時間/番組タイトル表示が行える。

photophoto 音量ボタンは右側面(左)、ワンセグ用アンテナは背面に収納される(右)
photophoto ワンセグ視聴時のスタイル(左)、背面の切り込みにコインなどを差し込めば適切な角度で固定できる(右)

 ワンセグ放送は内蔵メモリーへの録画も行える。最長録画時間はNW-A916が約25時間、NW-A918が約50時間、NW-A919が約100時間。視聴中の番組を録画することはもちろん、EPGを利用した予約録画(日時を指定してのタイマー録画も可能)やシリーズ番組を連続録画する機能も備えている。字幕表示も可能で、番組視聴を開始してからの字幕をさかのぼって確認できる「ここまでの字幕」機能も用意されている。

photophoto ホームメニューに「ワンセグ」の項目が新設されている(左)、ワンセグ視聴中のサブメニュー(右)

 録画時の動画コーデックはMPEG-4 AVC/H.264(Baseline Profile)で、ビットレートは可変(128〜180kbps)。4:3コンテンツについては240×180ピクセル、16:9コンテンツについては320×180ピクセルで録画される。音声コーデックはAAC-LA(対応放送の場合はHE-AAC)。音声多重放送の場合は主/副の双方が録音される。

 メモリー容量が不足する場合や開始時間に圏外、予約が重複する場合には録画は行われないが、PCとUSB接続されている際にも録画は行われない(本体がUSB接続モードとなるため)。そのため、同社では録画時には別売されているウォークマン用ACアダプター「AC-U50AD」の利用を推奨している。

 録画したワンセグ放送の視聴に際しては、字幕のみを見ることも可能。字幕であらすじを追いながら気になる部分だけを映像と同時に(映像のみも可)視聴することもできる。

 ウォークマンとしての基本機能は「NW-A800」「NW-S710/610」シリーズと同等で、動画の再生も可能。楽曲ファイルはMP3/WMA/ATRAC(ATRAC Advanced Lossless含む)/AAC(HE-AAC含む)/リニアPCMに対応し、動画についてはMPEG-4(SP/最大ビットレート2.5Mbps)とAVC(H.264/AVC)Baseline Profileレベル(最大ビットレートは768kbps)の再生が行える。動画再生時には画面の縦/横表示切り替えが可能で、切り替え時には対応するボタンも切り替わる。

 高音質化技術「ClearAudio Technology」も実装。圧縮音源に対する高域補完技術「DSEE」(Digital Sound Enhancement Engine)、イヤフォン内蔵のマイクで周囲の騒音を集めその音に相反する波形を生成して騒音を低減する「ノイズキャンセル」、ステレオのLRを分離する「Clear stereo」、ゆがみを少なく低音をブーストする「Clear Bass」、13.5ミリの大口径ヘッドフォンの5要素を備える。

photophoto イヤフォンジャックは底面に(左)、上面にはノイズキャンセルのON/OFFスイッチとホールドスイッチ(右)

 ノイズキャンセル機能については、NW-S710シリーズと同様にスイッチが本体上部に設けられており、瞬時に機能をON/OFFできる。ノイズキャンセルは楽曲ファイルの再生だけではなくワンセグ放送の音声にも適用されるため、外出先でもノイズの少ない音でワンセグ放送が楽しめる。

 そのほかダイレクトエンコーディング機能も備える。録音時にはATRAC(ビットレートは64/128/256kbps)のほかリニアPCM(1.4Mbps)が選択可能で、録音したファイルをPCにインストールされたSonicStageへ転送すれば、MusicIDを利用して楽曲情報の取得/タグ情報の埋め込みも行える。

 液晶画面の大型化やワンセグチューナーの搭載が行われながらもスタミナ性能は健在。内蔵バッテリーでの連続駆動時間は楽曲ファイル再生時が約36時間、動画ファイル再生時が約10時間、ワンセグ放送視聴時が約6時間。ワンセグ放送の録画は最長8.5時間行える(画面OFF/ノイズキャンセル機能OFF)。

 ボディは絞り加工が施されており、ワンセグ受信用の可動式アンテナを搭載。カラーはブラックとシルバーの2色用意される。また、ソニースタイルオリジナルモデルとして、ブラッククロムメッキを施し研磨職人が1つ1つ磨き上げた「NW-A919/BI」(内蔵メモリ16Gバイト、カラー名称はアイスブラック)も用意される。

photo 右がソニースタイルオリジナルモデルの「NW-A919/BI」

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