文字をタップすると当然そこは指で隠れるわけだが、ピョコンと押した文字が上に飛び出て表示されるので、どの文字を押したか確認できる。指を離したときに入力が確定するので、飛び出た文字がずれていたらそのまま指をずらして正しい文字を見つけてやればいい。
高速な日本語入力は不可能であるけれども、ちょっと慣れれば意外にストレスなく使える。
Safari上での直接文字入力も可能で、IDやパスワード入力の他、ページ上の入力欄をタップすると文字入力が可能になる。
おかげで各種Webメールを使えばメーラーとしても利用可能と思われる。とりあえず、Gmailについてはメール送受信が可能であることを確認した(メールを書くときは、リッチテキストではなくプレーンテキストモードにする必要があるが)。
いずれは対応するオンラインドキュメント作成サービスなども登場すると思われるので、そうなると、無線LANにつながっているときに限っては、PDA的に使うことが可能だろう。
なお、本体を横にしたときは日本語入力ができない。日本語入力時はキーボードの上に候補を表示するためのスペースが必要なのだが、横向きにするとそのスペースが確保できないからだろう。
SafariではFlashに未対応なのでFlashビデオを利用した動画配信サービスは使用不可なのであるが、そのかわりに「YouTubeブラウザ」が用意されている。
YouTubeの映像はFlashなのだが、最近はH.264に再エンコードした映像も生成しており、iPod touchのYouTubeブラウザはそれを表示している。
検索機能を使えば任意の映像を見つけ出して閲覧することも可能だ。もちろん日本語での検索もできるので、日本でアップロードされた各種映像も観られる。
YouTubeの映像は横向きでフルスクリーン再生が基本なので、鑑賞するときは本体を横に向けること。
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