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マランツ、無線LANのカスタマイズリモコンを発売

» 2007年10月26日 20時09分 公開
[ITmedia]

 マランツ コンシューマー マーケティングは10月25日、カスタマイズリモートコントローラー「RC9001」を発表した。赤外線信号にくわえてIEEE 802.11b/gに対応。オプションのエクステンダーボックス「RX9001」などと組み合わせ、赤外線信号の届かない場所にある機器も操作できる。

photo ディスプレイはバックライト付き。ドッキングステーションが付属する

 3.7インチのタッチパネル付きカラーディスプレイ(VGA)を備え、その周囲に21個のハードウェアボタンを配置。64メガバイトの不揮発性フラッシュメモリを内蔵しており、家庭内のほとんどの赤外線リモコンのコマンドを一台に集約できる。

 カスタマイズはPCとUSBケーブルで接続して行う。専用のPC用ソフト「With it EX」を使えば、ディスプレイ内のボタンの数からレイアウト、デザインまでフルカスタマイズ可能。もちろんハードウェアボタンのキーアサインも変更できる。マクロ機能にも対応し、各ステップのディレイタイムなど細かい設定も行える。

photophoto 「RX8001」と「RX9001」

 オプションのRF-IR変換ボックス「RX8001」あるいは「RX9001」を併用すれば、赤外線リモコンでは操作できない扉付きラック内などに収納した機器もコントロール可能。またRX9001には赤外線出力ポートをはじめ、COMポート、DC検出ポート、リレーポートが装備されているため、多彩な機器のコントロールできるという。

 同社では、「RC9001」をカスタムインストール市場に向けて11月下旬に発売する予定だ。価格はオープンプライス。

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