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» 2007年11月27日 00時01分 UPDATE

橘十徳の「自腹ですがなにか?」第17回:乾燥した空気から喉を守れ! 象印のスチーム式加湿器 (1/2)

空気が乾燥する季節になると気になってくるのが加湿器。気化式、ハイブリッド式、スチーム式と、いくつかの種類があるが、ワタクシはなんといっても“スチーム式派”である。最近、象印の最新モデルを購入したので、そのレビューをお届けしよう。

[橘十徳,ITmedia]

 朝、部屋が寒くて起きるのが辛い季節になってきた。かといってエアコンをかけると、今度は空気が乾燥して喉がやられてしまう。そこで役に立つのが加湿器だ。

 現在の加湿器の主流は、水を含んだフィルターに風を当てる気化式と、水を沸騰させて水蒸気を出すスチーム式と、気化式とスチーム式を組み合わせたハイブリッド式と、おおまかに分けて3タイプある。ワタクシはリビングでは気化式を使っているが、寝室用に選ぶなら断然スチーム式を選びたい。というよりも、実はリビングもスチーム式にしたいのが本音だ。

 スチーム式は本体価格が安く、メンテナンスも楽である。フィルターなどの消耗品は気化式やハイブリッド式に比べて安くすむし、不快なファン音がないのもいい。しかし一方で、電気代が高いというデメリットがある。このためにやむなくリビングは気化式にしているわけだが、もし電気代が今よりも大幅に安くなったら、きっと家中の加湿器をスチーム式にするだろう。

photo 今回、購入した象印マホービンのスチーム式加湿器「EE-LB50」。同社のフラグシップモデルだ

 スチーム式の中でワタクシのお気に入りなのが、象印マホービンの製品だ。このメーカーのスチーム式加湿器は、他社と少し違う。一般的なスチーム式加湿器の場合、水を入れたタンクをセットして、そこから本体のヒーターに給水して沸騰させる構造になっているが、象印の場合は本体がまるごとタンクになっていて、タンク自体が発熱して沸騰させる構造になっている。つまり、電気ポットの上部に穴が開いていて、そこから蒸気が噴き出すような感じだ。

 いくらスチーム式加湿器のメンテナンスが容易だとは言っても、ヒーターやフィルターの部分にはどうしてもスケール(湯垢)が溜まるので、ときどき掃除しないと、どんどん湯垢がこびりついて取れなくなり、そのうち使えなくなってしまう。ところが象印の場合はヒーター部がものすごく広いので、実にメンテナンスしやすい。クエン酸洗浄機能も搭載されており、市販の電気ポット用洗浄剤を入れてスイッチを入れるだけで洗浄できるので、ブラシでゴシゴシと擦ったりする必要もないのだ。

外観は電気ポットそのもの

 というわけで、加湿器を買い換えるにあたって、ワタクシは躊躇なく象印の加湿器を選んだ。購入したのは最上位機種の「EE-LB50」である。なぜこれを選んだかというと、この製品には下位機種と違って湿度センサーが付いているからだ。スチーム式加湿器は加湿能力が高いので、湿度センサーで部屋の湿度を測り、自動的に加湿量を調節する機能が付いていないと、ついつい加湿しすぎて窓や壁が結露してしまう。結露がひどくなると壁にカビが生えることもあるので要注意なのだ。

photo 上蓋を開けたところ

 とくに寝室で使うとなると、いちいち手動で加湿量をコントロールするわけにもいかない。寝室は広くないので加湿能力は低くても構わないのだが、センサーがないと困るのでフラグシップ機を選んだ次第だ。希望小売価格は1万9950円だが、楽天市場の某店で送料込み8900円で購入した。最上位機種が実売1万円以下で買えるというのも、スチーム式の良いところである。

 到着した商品を見てみると、給湯口がないのを除けばまさに電気ポットそのものだ。何を隠そうワタクシは電気ポットも象印を使っているのだが、給水お知らせ窓のデザインや上蓋の取り外し方も同じだ。ただし、上蓋を開けるときは電気ポットと違ってロックレバーを解除する必要がある。加湿器は電気ポットと違って床に置くことが多いから、中途半端に開いたまま倒れでもしたら、お湯が漏れて下手をすると火傷してしまう。開けるときにいちいちロックレバーを引くのは面倒くさいが、安全対策を考えると仕方ないだろう。

photophoto 上蓋には取り外し可能な蒸気カバーが付く(左)。蒸気カバーを取り外した状態(右)
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