購入の理由:「CR-D1(S)」――高校から使っていたソニーの5MD&5CDチェンジャー付きコンポが故障してCDが取り出せなくなった。ひっかき棒を駆使しながら無理矢理CDを取り出したのち、CD部の機能が完全に停止(あたりまえ)。CDプレーヤーの購入を検討した結果、シンプルなデザインと手の届く値段(某家電量販店で3万円ぐらいだった気がする……)に引かれ購入した。
「iPod classic 80G」――“みんな買ってるし”という安直な理由で購入。容量がそこそこあって、値段もお手頃なclassic 80Gに購入対象を絞ったはいいが、問題は色。「白の方が“iPodもってる感”を周りにアピールできるぞー!」「人との違いをアピールするには断然黒だろ!?」という天使と悪魔のささやき(?)をはねのけ、汚れが目立たなそうなブラックを購入。現在半透明のシリコンジャケを着せているので、実質は灰色となっている。
満足度:
「CR-D1(S)」――自分の期待値以上の満足感が得られたので100%……といいたいところだが、1つだけ気になる点がある。それはCD駆動部が発する音だ。小さな音量でも臨場感を再現するという「オプティマムゲイン・ボリューム」を採用しているというから、「寝る前に1曲」と思って小さな音量でプレーヤーを動かすと……かすかに“チュン、チュン”という駆動音が聞こえてくる。ホ〜ントに小さな音なんだけど、一度気づいてしまうと耳を澄ましてしまうタチなのでつらい。
とはいえ、日常的な使い方ではまったく問題ないし、透き通った音色とともに、今まで何気なく聴いていた音楽がいつもより感動的に聴こえてきた。それと、CDをいちいち取り出すのが面倒かなと思ったが、CDジャケットを見ながらその音楽に対する“心構え”をするというのが逆に気持ちいい。
蛇足であるが、現在、濃いブラウンの木製スピーカーと組み合わせていて、見た目がとてもカッコイイ。なにやら自分の部屋でCR-D1だけがスタイリッシュに浮き上がっている(笑)。もうちょっと部屋をきれいにしなければ。
「iPod classic 80G」――50%。どうも背面の鏡面仕上げが好きになれない。最初はとてもカッコイイ。なぜなら指紋も傷もないから。でもちょっとどこかに置いただけで気がつくと傷が付いていて、「あーもう返品できないのかコレ!?」とか返品する気もないのに思ってしまう自分がいる。
それと、音量調節したいときにいちいち再生画面に戻らないとできないのがつらい。楽曲をシャッフルして聴くことが多い自分にとって、このわずらわしさはかなり致命的だ。アルバムごとの録音レベルのばらつきで突然大音量が鳴り響いたときに、さっと対処できなかったりする。一応iPod側に「音量の自動調節」機能がついてはいるが、性能はお世辞にもいいとはいえないので、音量均一化のためのフリーソフトを導入しようか検討中だ。そんなわけで音量ボタンぐらいは独立していてほしいと個人的には思う。
ただ、曲を詰め込むごとにシャッフルの幅が広がるのはとても楽しい。自分の気分を察知したように「それだよそれッ!」といいたくなるような“楽曲コンボ”を繰り出してくれた日には、もう文句はいいっこなしである。
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