インタビュー
» 2008年06月12日 16時57分 UPDATE

プチプチ、エダマメに続く新シリーズ:情け無用の「5秒スタジアム」へようこそ (1/2)

子どものころ、ストップウォッチで“ぴったり止める”遊びをしたことのある人、正直に手をあげてください。朗報です。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 ストップウォッチには不思議な魅力がある。体育の授業や部活のとき、そばに置いてあると誰かが手を伸ばし、前触れもなく勝負が始まったものだ。

 勝負のスタイルはさまざまで、5秒ちょうどで止めるオーソドックスな“ぴったり勝負”から、0.1秒を目指す最速勝負、10秒を超えたら失格のチキンレースなど。勝者はにわかにヒーローとなり、敗者には後片付けというペナルティが課される。おそらく、長年に渡って全国の小中学校で繰り広げられてきた光景だろう。

 バンダイが開発した「5秒スタジアム」は、そんな思い出を呼び起こすキーチェーン玩具だ。見た目は、まんまストップウォッチ。しかし“ぴったり止める”行為の意味をマジメに研究し、その欲求を満たす4つのプレイモードを備えた。

 企画・開発を担当したのは、「∞プチプチ」「∞プチプチ ぷち萌え」「∞エダマメ」などでお馴染み、同社プレイトイ事業部の高橋晋平氏だ。ただ、今回は高橋氏が療養中ということで、上司である亀田真司氏にお話を聞いた。

photophoto バンダイ、プレイトイ事業部コミュニケーショントイチームの亀田真司氏(左)。外観はまんまストップウォッチの「5秒スタジアム」。価格は998円。外形寸法は50(幅)×60(高さ)×16(厚さ)ミリ。重量は約25グラム(右)

――人はなぜ、“ぴったり止める”ことに熱中するのでしょう

 ストップウォッチをぴったり止めようとしたとき、最初はうまくいかなくても、繰り返すうちに目標に近づきますよね。東北大学、猪岡光名誉教授のお話によると、これで人は達成感(=快感)を覚えるのだそうです。

photo (c)BANDAI

 「5秒」という目標設定が明確で、難易度も的確であるため、目に見えて練習効果が現れる。すると人は、より大きな達成感を得るためにやり続け、熱中してしまうというわけです。

――さっそく遊び方を教えてください

 基本的にストップウォッチと同じです。本体上部のスイッチを押すとカウントスタート。もう一度押すとストップです。ジャスト5秒との“ずれ”具合に応じて「格付け音声」が流れます。

 例えば、少しずれていると「ビミョ〜」とか「イケテル〜」といった声がでます。ぴったり「5:00」を出すと「5秒ジャスト!」という雄たけびとともにファンファーレがなります。逆に、ずれが大きいと「帰れ!」などと言われることもあります。

――厳しいですね。ところで、横の赤い人はどこの戦隊の方ですか?

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