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三菱、コントラスト比7万:1のフルHDプロジェクターG.T.デザイン採用

» 2008年09月17日 19時10分 公開
[ITmedia]
photo 「LVP-HC7000」。流麗なボディーは“G.T.デザイン”と呼ばれる

 三菱電機は9月16日、フルHD対応のホームプロジェクター「LVP-HC7000」を発表した。9月25日に発売する予定で、価格はオープンプライス。店頭では35万円前後になる見込みだ。

 セイコーエプソンの「D7/C2FINE」を搭載した3LCD方式のフロントプロジェクター。液晶パネルと偏光フィルターの間に設けた新開発の光学補償板と、菱形のアイリス機構を60分の1秒単位で高速に制御する「Diamond Black Iris」を搭載し、コントラスト比7万:1を実現したという。

 I/P変換やノイズリダクションを行う画像処理回路には、フル10ビット処理の米Silicon Optix製「Reon-VX」を採用。DVD再生時には、画素変換処理のフィルターとReonのHQV(Hollywood Quality Video)ノイズリダクションとの組み合わせでモスキートノイズなどを低減する。また映画コンテンツなどの再生時に便利な24コマ素材の専用ビデオモードを用意。BDソフトの24p出力にも対応する。

 外観は、新たに「G.T.デザイン」と呼ばれる流麗なフォルム。高級感のある光沢仕上げもあわせ、「見る方向によって外観の変化が楽しめる」(同社)という。外形寸法は427(幅)×440(奥行き)×159(高さ)ミリ。重量は7.5キログラム。

 電動ズームは1.6倍で、最短3.1メートルで100型のスクリーンに投映できる。上下75%、左右5%の電動レンズシフトも搭載するなど設置の柔軟性を向上させた。また天板の二重構造化などでファンノイズを低減。動作音を業界最小レベルの17dBに抑えている。

 入力端子はHDMI×2系統のほか、コンポーネント、S端子、コンポジット、D-Sub 15ピンを各1系統。HDMI入力はDeep Colorをサポートしている。

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